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「東京イチ予約の取れない店」ってどんな店?

「東京イチ予約の取れない店」ってどんな店?

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「RINREI CLASSY LIVING」(ナビゲーター:村治佳織)。10月28日(土)のオンエアでは、レストラン「SUGALABO」のシェフ・須賀洋介さんをゲストにお迎えしました。

須賀さんは、フレンチの巨匠として名高いジョエル・ロブションさんに認められ、世界各地の「ラ ターブル ドゥ ジョエル・ロブション」の立ち上げに、シェフとして就任し成功をおさめました。2013年にスタートしたテレビ「アイアンシェフ」では、「フレンチの鉄人」として活躍。2015年に麻布台に実験的なレストラン「SUGALABO」をオープンし、ここは現在、「東京イチ予約の取れない店」とも言われています。

須賀さんは「僕は高校卒業後に料理人を目指してフランスへ行きましたが、語学もままならず、料理の技術もなかったので、一度、帰国したんです」と料理人としての第一歩を語り、そもそも料理に興味を持ったきっかけについて語り始めました。

須賀さんのお祖父さんは、神戸からアメリカ西海岸への旅客船で料理長を務め、その後、洋食屋を開きました。そのお店を須賀さんのお父さんがフランス料理店に変え、営業されていたそうです。

幼い頃は料理を作ることにそれほど興味がなかった須賀さんですが、お父さんのレストランでの温かい人間模様に心地よさを感じていたそうで、自然と人と出会える料理の世界に入ろうと思ったといいます。

「20年くらい前にロブションさんはレストランの現場から引退され、その後は機内食や食品会社のコンサルタント、ホテルのメニュー開発などを行う『ラボ』をパリで開かれていました。その時に親しい知人の紹介で、僕は『ラボ』に参加することになりました」(須賀さん、以下同)

16年ほどロブションさんのもとで働かれていた須賀さん。

「『ラボ』には4、5年ほどいました。そして、25歳で六本木ヒルズの『ラ ターブル ドゥ ジョエル・ロブション』の立ち上げを任され、その後、ニューヨークをはじめ、5カ国に駐在してから2010年にパリに戻りました。パリではシャンゼリゼ通りにオープンした店の料理長を1年間ほど務めました。カジュアルな店でしたが、ミシュランガイドで2ツ星をいただき、また、沢山の方にお越しいただけたことで、なんとなく自分のなかで達成感が生まれたんです」

パリで料理長を務めた後、帰国した須賀さんは2015年にレストラン「SUGALABO」をオープンされました。

「ここは『今、この食材を使って、どのような調理をすると美味しいんだろう』 と、食の可能性を探る『ラボ』ですね。また、自分たちのライフワークのように、毎月3、4日はお店を閉めていろいろな場所に食材を求めて旅をしています」

食を楽しみ、食の可能性を追求する「SUGALABO」。「東京イチ予約の取れない店」とも言われるこの店をいつか経験してみたいですね。

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「RINREI CLASSY LIVING」
放送日時:毎週土曜 20時-20時54分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/classyliving/

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