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大竹しのぶ、女優に必要な3つの「ち」とは?

大竹しのぶ、女優に必要な3つの「ち」とは?

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「MORNING INSIGHT」。11月29日(水)のオンエアでは、女優・大竹しのぶさんをお迎えしました。

この1年についてお聞きすると、「今年、還暦なんですよ。自分ではあまり考えなかったんですけど、『そうか、振り返ると同時に前を見る年なんだな』と思って。凄く忙しかったというのもありましたけど、楽しい年でした。走り続けた1年という感じです」 (大竹さん、以下同)と振り返りました。

実は別所は役者として駆け出しだった1988年に、舞台「ガラスの仮面」に大抜擢され、大竹さんと共演。当時は新人で舞台裏で怒られていた話、そして別所が「忘れられない」と言う、大竹さんが多忙の中で稽古場で台本をあっという間に覚えて稽古したパワフルな姿や、ゲネプロで別所が緊張してセリフが飛んだ時に、大竹さんがフォローしてすべて言ってくれた話など、懐かしい思い出話で盛り上がっていました。

そんな大竹さんは先日、ニューアルバム「ち・ち・ち」をリリースしました。この「ち・ち・ち」というタイトルは、18歳の時に大先輩俳優の米倉斉加年さんから言われた「これから女優さんをやっていくなら3つの“ち”が必要だよ」という言葉から来ているそうです。

その3つとは、まず「知性」。それからなんでも楽しめる子供のような心である「幼稚」。最後が、なんにでも夢中になりバカにもなれる「痴」。今回、アルバムを作るときにこの言葉が頭に浮かんだそうです。

参加アーティストも、森山直太朗さん、渡辺えりさん、松尾スズキさん、山崎まさよしさん、高橋優さん、鬼龍院翔さんら豪華な面々。「友達関係から攻めてみました。半ば強制的なところもありますけど(笑)」

12月8日(金)からはBunkamuraシアターコクーンで舞台「欲望という名の電車」が控えている大竹さん。演出はイギリスの気鋭演出家、フィリップ・ブリーンさんです。

「本当に素晴らしい演出家で、毎日、彼の一言や解釈に『ええっ、そうなの!?』って感動しちゃって、稽古でもみんなで鳥肌で…。戯曲に命を吹き込むってこういうことなんだと。テネシー・ウィリアムズの細胞が全部彼に乗り移って、私たちの体を通して、『欲望という名の電車』という戯曲の持っている悲しさとか切なさとか欲望というのを、ゾワゾワゾワって教えてくれるの。『私、本当にお芝居が好きだな』と思わせてくれる稽古場なんです」と、現場の様子を熱く語りました。

音楽に、舞台に、と精力的な活動を続ける大竹さん。来年の活躍も楽しみですね!

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聞き直せます。

【番組情報】
番組名:「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tmr/

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