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カーリング女子、本橋麻里が果たした重要な役割「ストーンを…」

カーリング女子、本橋麻里が果たした重要な役割「ストーンを…」

J-WAVEで放送中の番組「STEP ONE」(ナビゲーター:サッシャ・寺岡歩美)のワンコーナー「SPORTS DIGGER」。2月27日(火)のオンエアでは、平昌オリンピックで銅メダル獲得という快挙を成し遂げたカーリング女子、LS北見の強さの秘密について、日本カーリング協会競技委員の松之内達弘さんに解説してもらいました。


■8年で銅メダリストに! チーム成長の理由

まずは、日本のカーリング初のメダルに「嬉しい」と松之内さん。最後の3位決定戦の試合は、最初から最後まで緊張したそうです。

松之内:最後のイブ・ミュアヘッドのショットがミスするとはなかなか思えなかったので。あの日はミュアヘッドはちょっと調子が悪かったですが、でもまさかあそこで日本が点を取れるとは思っていなかったのでびっくりしました。

LS北見は、今回リザーブだった本橋麻里さんが2010年に立ち上げたチームです。8年で銅メダルを獲得するまでに成長した理由はなんなのでしょうか?

松之内:いくつかありますが、ひとつはこの8年で、通年使用できる施設が増えたことだと思います。LS北見の地元、北海道常呂町も施設が新しくなって、夏冬通して練習できるようになりました。あとは海外の合宿や試合に参加することが増えて、今年も3ヵ月以上カナダで合宿したり、海外の強い選手たちと対決したりしたのも理由のひとつだと思います。


■本橋麻里さんが果たした重要な役割

ちなみに、オリンピックなど大きな大会は、夜にナイトプラクティスという時間があるのだとか。リザーブの本橋さんは、この時間にストーンのチェックをしていたそうです。

松之内:ストーンは天然の石を職人がひとつひとつ手作りしています。高さ、大きさ、重さは、基準はありますが、17キロ~20キロ以内ならOKとか、ある程度同じだけど、若干のばらつきがあるんです。また氷とストーンの設置面は一部分だけが接しているんですが、この接しているエッジにも個性があるので、それによって曲がり方、滑り方に影響が出ます。それをいっこいっこチェックして、チームメイトに伝えていたのが本橋さんでした。あと、試合中はコーチ席に座って、アイスコンディション、選手のコンディションを確認したり、おやつタイムにアドバイスを伝えたり、非常に重要な役割を果たしていました。
サッシャ:ダブルテイクアウトとか、ビリヤードに似ていると思ったんですが、ビリヤードから転向する人はいるんですか?
松之内:あまり聞いたことはないですが、角度とかは似ているところはあると思いますね。
サッシャ:得意そうですよね?
松之内:そうですね(笑)。ボーリングが得意な人がカーリングをやるとうまいとは聞きますね。

東京周辺では、神宮などでカーリング体験会もできるそう。興味のある方は、公式ホームページなどで確認してみてください!

さて、次回28日(水)の「STEP ONE」は、この週がスペシャルウィークということで、抽選で毎日1名様に番組からサプライズプレゼント! 「春に向けて欲しいもの」を理由を添えて番組宛てに送ってみてください!

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【番組情報】
番組名:「STEP ONE」
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/stepone/

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