音楽、映画、エンタメ「ここだけの話」
歌舞伎一家の子どもはしつけが厳しい? 四代目中村橋之助が明かす

歌舞伎一家の子どもはしつけが厳しい? 四代目中村橋之助が明かす

J-WAVEで放送中の番組『RADIO DONUTS』(担当ナビゲーター:渡辺 祐・山田玲奈)のワンコーナー「VOLVO DESIGN YOUR LIFE」。4月21日(土)のオンエアでは、四代目中村橋之助さんがゲストに登場。歌舞伎一家のエピソードや初挑戦の創作舞踊などについて、たっぷりとお話を伺いました。


■気づいたら歌舞伎をしていた

橋之助さんは1995年の東京生まれ。2016年に名門・成駒屋の四代目中村橋之助を襲名しました。父は八代目中村芝翫(しかん)さん、母はタレント・三田寛子さん、弟は三代目中村福之助さんと四代目中村歌之助さんという、5人家族のうち4人が歌舞伎役者の家庭です。

橋之助:うちの家族だけではなくて、親戚一同が歌舞伎役者ですから、まさにうちは歌舞伎一家ですね。

幼い頃はみんなわんぱくだったと話す橋之助さん。歌舞伎一家の子どもはしつけが厳しいイメージもありますが……

橋之助:うちは、歌舞伎座や歌舞伎に関係する場所では厳しく言われましたけど、常に大人みたいにピシッとしてなきゃいけないってことは、まず言われなかったですね。
渡辺:歌舞伎の稽古自体は気が付いたらやってた、みたいな?
橋之助:そうですね。僕たちの小さいときの遊びはお芝居ごっこでした。兄弟3人で、父のやっているお役をそれぞれマネするのが遊びだったんですよ。
山田:その遊びは教わったんですか?
橋之助:全然。幼稚園とかでみんなが「何とかレンジャー」とか「変身!」とか言ってるなか、たとえば弁慶とかが小さいときから僕たちのヒーローだったんですよ。だから、お稽古場に行くのもすごく楽しかったですね。小さいときは遊んでくださっていた方たちが舞台に出て、それもすごくカッコいいわけですから。もう、憧れですよね。「その役やりたい!」って言って。

また、幼い頃は宇宙飛行士になりたかったと言う橋之助さん。その憧れを今でも持ち続けており、宇宙で歌舞伎をやることが目標のひとつだと明かしました。


■遊園地が大好き!

次に、橋之助さんに趣味を伺うと、今でも遊園地が大好きだと答えました。

橋之助:遊園地によって、雰囲気を楽しむときと、ひたすら絶叫系に乗るときと、それぞれ違う人たちで行くようにしています。
渡辺:雰囲気を楽しむもありなんだ。
橋之助:もちろんありです。並んでいる間もけっこう楽しいです。

ちなみに、絶叫系アトラクションが好きな遊園地は「富士急ハイランド」や「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」、雰囲気を楽しむなら「東京ディズニーランド」だと教えてくれました。


■洋楽で日本舞踊!

橋之助さんが創作舞踊に初挑戦する「第2回日本舞踊 未来座=裁(SAI)=『カルメン2018』」が、6月22日(金)~24日 (日)に東京・国立劇場 小劇場で開催されます。

橋之助:本当に初挑戦づくしで。まず、セリフのない舞踊劇は初めてですし、『カルメン』というオペラですから、洋楽で日本舞踊を踊るってことも初めてです。また、カルメン役・市川ぼたんのお姉ちゃまの相手をさせていただけるということで、女性と舞台上でお芝居をするのも初めてです。歌舞伎は男だけですから。

そんな初めてづくしの挑戦をする心境を、橋之助さんは以下のように話します。

橋之助:すごく楽しみです。こうやって機会をいただいたからには、僕が出演者でたぶん一番若いんで、受動的にならないで能動的にどんどん動いて、いろんなことをやっていきたいなと思っています。

橋之助さんの新たな挑戦である『第2回日本舞踊 未来座=裁(SAI)=「カルメン2018」』を、この機会にぜひチェックしてみてください。

【この記事の放送回をradikoで聴く】
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:『RADIO DONUTS』
放送日時:土曜 8時-12時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/radiodonuts/

この記事の続きを読むには、
以下から登録/ログインをしてください。

  • 新規登録簡単30
  • J-meアカウントでログイン
  • メールアドレスでログイン