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「念ずれば叶う」映画監督・安藤桃子が観客と考えた、未来に繋がる言葉

「念ずれば叶う」映画監督・安藤桃子が観客と考えた、未来に繋がる言葉

J-WAVEの番組「Koh Gen Do WORDS ALIVE」(ナビゲーター:安藤桃子)が、3月30日(金)のオンエアで最終回を迎えました。ラストは安藤が代表をつとめる映画館「ウィークエンド キネマ M」の隣にあるギャラリー「& Gallery」で、公開収録をおこないました。


■番組名に込められた思い

この番組では、1年に渡って「WORDS ALIVE(生きた言葉)」をテーマに、いろんな言葉を紹介してきました。このタイトルをつけたのは安藤自身で、その意味を改めて語りました。

安藤:言葉ってさまざまに変化していくじゃないですか。時代と共に生きていると思うんです。辞書にも毎回新しい言葉が載りますし。我々が日常的に会話している中から進化していく生き物が言葉だと思うので、「WORDS ALIVE」というタイトルです。

そんな思いが込められた番組の最終回では、観客と共に「未来につながる言葉」を探りました。


■「念ずれば叶う」という言葉

安藤が観客に向けて「好きな言葉はなんですか?」と質問すると、ある男性から「念ずれば叶う」との答えが返ってきました。

安藤:「念ずる」というのは強いもので、ネガティブなことを念ずることもできれば、ポジティブなことを念ずることもできます。そのポジティブな念っていうのが、「祈り」だと思うんですよね。たとえば、「お母さんが健康で長生きしますように」という祈りも念です。「念ずれば叶う」、とてもいい言葉ですね。

続いて、「魂」と返答した女性。この女性は、前世と来世があることを信じていると話し、「肉体は滅びても魂は永遠。前世からいろんな思いを受け継いで、また次の未来に持っていくんじゃないかなと、常に思って生きています」と言います。

安藤:私もそれは思う。目に見えないこと、目に見えるものに分かれますけど、人の心は目に見えないじゃないですか。みんなが私のことをどうやって見てるかなんてのは、全然わからない。みんな「嫌われてないといいなぁ」とか、「好かれたらいいなぁ」って思うけど、見えないから恋をするし、ドキドキするし、緊張する。わからないから面白い。日本人は、「魂」を「心」と表現してきたんじゃないかなと思う。「心」というのは、国、人種、性別が違っても普遍的なもの。


■安藤が考える新企画

安藤は、先日高知県で短編映画を撮り終えたことを明かしました。監督数名の作品と共に、オムニバス形式で公開されます。さらに、5月もしくは6月に、「桃子塾」を立ち上げると安藤。

安藤:自分が36歳の誕生日を迎えたら、「毎日どれくらい還元できるかな」っていう意識がありまして。還元していく一環として、中学生から30歳ぐらいまでの人を募集して、松下村塾みたいに、みんなで考えながら表現力、自己表現を育んでいこう、という塾が始まります。

安藤が「何を表現していきたいか」を見つけられたのが、高知県との出会いだったそうで、「桃子塾」を開く場所に、高知県を選んだと言います。番組は終わりますが、映画や桃子塾など、新たな挑戦を続けていく安藤の活動に今後も注目です!

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【番組情報】
番組名:「Koh Gen Do WORDS ALIVE」
放送日時:金曜 24時-24時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/wordsalive/

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