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ラジオの魅力と「人間の声の価値」とは…ジョン・カビラが語る

ラジオの魅力と「人間の声の価値」とは…ジョン・カビラが語る

J-WAVEで放送中の番組『GOOD NEIGHBORS』(ナビゲーター:クリス智子)のワンコーナー「SAWAI SEIYAKU WONDERFUL LIFE」。4月16日(月)からの4日間は、ジョン・カビラさんが登場しました。J-WAVEと共にナビゲーター30周年を迎えたカビラさんに、ラジオの魅力について訊きました。


■カビラさんが感じる、ラジオの魅力

クリス:カビラさんは30年おやりになってて、「ラジオやめられないな、楽しいな」というのはどんなところですか?
カビラ:やっぱり「1対1のメディア」という部分ですよね。テレビだと「リビングのみなさん、お茶の間のみなさん」というイメージですけど、ラジオはやっぱり「あなた」。逆にそういうところを試されたり、問われたりするわけですけど。また、生であること。今やスマートフォンの中にradikoもあり、日本全国で聴いてくださっているみなさんもいらっしゃいます。
クリス:1対1というのは大事だなと、ここにきて私も思います。私自身、ラジオをもっともっと大事に思っていきたいし、リスナーもそうだといいなと思います。ラジオの「このへんは永遠なんじゃないかな」と思うのはどんなところですか?
カビラ:人の声の魅力です。安心感と信頼感、逆にこれらをいい意味で裏切ってくれる瞬間がある。その人の人となりの魅力が声を伝って届く……というのは不変だと思うんですよね。プラットフォームが、スカイツリーから発せられる電波なのか、WiFiで届くradikoなのか、という違いはありますが、人間の声の価値というのは変わらないと思う。また東京の空のもと、時間を共有しているというライブな部分、持ち運びが簡単という部分、そしてエリアに寄り添うことができるという部分ですよね。J-WAVEは東京なので、東京にこだわることが求められる。地域性、同時性、携帯性。これは変わらないと思うんです。なおかつインターネットと親和性が高いメディアだと思います。「シアター・オブ・ザ・マインド」なんですよ。心の中にそれぞれ劇場があって、どんなイメージかって人それぞれ違うんです。「どんなふうにしゃべってるんだろう」「カビラどんな顔してるんだろう」って一人ひとりが思い描くことができる。テレビはそのままですからね。

現在配布中のフリーペーパー『メトロミニッツ』5月号にはカビラさんとクリス・ペプラーさんの対談が掲載されています。この対談記事について「笑ってください、感じ入ってください」とカビラさん。今年で60歳を迎えることに触れると「恥ずかしい」と照れ気味に話していました。

最後にカビラさんにコーナー恒例の質問である、ご自身の「WONDERFUL LIFE」を訊きました。

カビラ:クリス智子さんと面と向かっておしゃべりができて、これ、これがワンダフルです。だってこれが仕事なんです。すごくないですか。高校時代の先輩が「Jon Your Job is so easy.」(お前、仕事めっちゃ楽だよな)「You only talk!」(しゃべってるだけじゃん)って。その重みがね、また、やればやるほどきますね。気をつけよう、考えよう。精進します。

カビラさんのこの言葉に、同じナビゲーターとしてクリスも共感していました。

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【番組情報】
番組名:「GOOD NEIGHBORS」
放送日時:月・火・水・木曜 13時-16時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/

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