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加藤ミリヤ、歌詞で描く女性は強がっているけど「私自身は全然、オープンな感じ」

加藤ミリヤ、歌詞で描く女性は強がっているけど「私自身は全然、オープンな感じ」

J-WAVEで放送中の番組『GROOVE LINE』(ナビゲーター:ピストン西沢)。6月26日(火)のオンエアでは、加藤ミリヤさんがゲストに登場。ニューアルバム『Femme Fatale』 についてなど、伺いました。


■加藤ミリヤ、講師デビュー!

「音楽の仕事がない日は小説を書いたりしている」と話す加藤さん。先日、初めて講師を務めたそうで……

加藤:この前、広辞苑大学で90分の講義で「ラブレターを書く」っていうテーマで。「『好き』っていう言葉を使わないでラブレターを書いてみましょう」ってことをやってみたかったので、講義をやらせてもらいました。
西沢:「加藤ミリヤが講義をやる」って言ったら、みんな来たでしょ?
加藤:そうですね。来てくださいますね。
西沢:歌詞を書くうえでは、こういう(書く)テクニックがいるんですか?
加藤:講義でも言ったんですけど、小学校のときに習った国語の授業が、今に生かされています。「繰り返す、反復法を習いましたよね」みたいな。「私の歌でも『どうして、どうして』とか、2回繰り返すとすごく強調されるよ」とか。
西沢:なるほどね。(加藤さんの)歌詞は、ねちっこいからね。
加藤:そうそう(笑)。


■歌詞で描く女性と自身のギャップ

続いて、西沢が「加藤さんが歌う女性像は素直じゃなくない?」と話を振ると、「そうかな……強がってる感じかな……」と少し考える加藤さん。

西沢:現実でも素直じゃないの?
加藤:私は全然、オープンな感じです。子どものとき、ずっと母親に「思っていることは言わないと、人に伝わらない」って言われていました。「好き」とか「嫌な思いをしている」とかを心の中で思っていても意外に伝わらないから、「うれしいと思ったら『うれしい』って言いなさい」って。


■『Femme Fatale』は「あっという間に終わるアルバム」

6月20日(水)に、加藤さんのニューアルバム『Femme Fatale』がリリースされました。このアルバムは13曲入りで、全部で47分と、コンパクトな仕上がりになっています。

加藤:なかなか長い曲は聴いてもらえないと思っているので、あっという間に終わるような(アルバムにしました)。
西沢:飽きやすい時代だからね。
加藤:なんとかしてフルサイズを聴いてもらえるように、こっちも努力して。「7分の曲を最後まで聴いてください」って言うよりは、3分以内の曲を。
西沢:でも、今の時代でもイントロで40秒の人もいるんだよ、男らしい(笑)。
加藤:勇者!(笑)
西沢:そう、シングルで7分とか。
加藤:すごい……今は、その勇気はないです。
西沢:でも、(収録時間は)分析に基づいてやってるからね。
加藤:そうですね。私の場合、今はそういうときじゃないかな。

最後に、今後の活動について伺いました。

加藤:先日、30歳になりました。(30歳になっても)別に変わらないかなと思っていたんですけど、けっこう変わった感覚がありました。「本当にここから大人だな」って今は感じています。だから、いろいろなことをもっと自由にできるだろうし、いろいろ勉強しながらやっていきたいですね。人に曲も書いていきたいです。

音楽活動だけでなく文筆活動なども精力的に行う加藤さん。30代の活躍にも期待ですね。

加藤さんは7月1日(日)に埼玉県・アリオ深谷、7月8日(日)に神奈川県・小田原ダイナシティ ウエストなどで『Femme Fatale』リリース記念イベントを開催、全国ツアー「『CELEBRATION』tour 2018 supported by KAWI JAMELE」もスタートしています。こちらもぜひチェックしてみてください!

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【番組情報】
番組名:『GROOVE LINE』
放送日時:月・火・水・木曜 16時30分-19時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/grooveline/

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