音楽、映画、エンタメ「ここだけの話」
バスト&ヒップアップが3cm上がる! 意識すべきは「肩甲骨と股関節」

バスト&ヒップアップが3cm上がる! 意識すべきは「肩甲骨と股関節」

J-WAVEで放送中の番組『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』。お休みの別所哲也に代わり、7月19日(木)はフリーアナウンサーの田中大貴がナビゲーターを担当しました。

【関連記事】腕立て伏せをしなくても! 二の腕の“プルプル”を撃退する簡単エクサ


「SUNSTAR PLEASURE PICK UP!」のコーナー、7月の毎週木曜日はボディスカルプター・和久井拓さんが登場。VERYのモデル、クリス・ウェブ佳子さんのパーソナルトレーナーとしても知られる和久井さんに、別所哲也が「聴く、ボディメーキング」をテーマにお話を伺いました。3週目のこの日は、美しい体づくりにつながるカギ、肩甲骨と股関節について、別所と和久井さんの対談の模様をお届けしました。

別所:「日常の生活の中で行っている体のクセを取る、姿勢を改善すれば美しい体に変わっていく」ということですが、姿勢を改善するカギとなるのが「肩甲骨と股関節」なんですね。
和久井:肩甲骨と股関節は人体のバランスを取る上で最も重要な箇所といえます。肩甲骨と股関節を正しい位置に置くことで美しくなるためのスイッチが押されるということがいえます。


■肩甲骨と股関節が整うとバストもヒップも上がる

別所:今日も拓語録から美しい体のための知識を教えていただきます。まず肩甲骨と股関節が整うとバスト・ヒップの位置が3センチ上がる、これはどのようなことですか?
和久井:「胸が下がったな」というと、「胸のトレーニングをしてあげよう」という方がいらっしゃるんですが、実はこれ逆効果なんです。対処療法的に胸をどうしてもやりたくなるのですが、我々は筋肉よりももっと奥のほうに骨を持っている、体の主柱があるわけです。その主柱、肩甲骨と股関節は連動して動くようになっていまして、しっかりと胸を持ち上げるためには胸をはる動作、背中を寄せる動作が必要になるわけです。背中をしっかり寄せるためには、股関節が正しい位置にないと寄せられない構造になっているんです。骨格的にきちんと持ち上げることができれば、胸は筋肉の作用だけではなく骨格的に持ち上がることになり、胸があがるとお尻も同時にあがるということなんです。
別所:猫背の原因も肩甲骨ばかり考えたり背骨とかを考えちゃうけど、腰も大事なんですね。
和久井:実は見えてる箇所だけでなく支えている土台、股関節から来ていることも非常に多いですね。
別所:だから猫背の人はお尻も下がっていくと……。
和久井:椅子に座ったときに、背中が丸まっている状態だと、骨盤が後傾するんですよ。背中がもともと「S」の形だったものが、逆に丸くなってしまう状態が猫背なので、立ったままでも固定されてクセにつながるところですよね。
別所:肩甲骨が猫背で丸まっている人は、骨盤自体も……。
和久井:骨盤自体も後傾する、後ろ側に倒れている可能性も高いです。
別所:肩甲骨と股関節が整うと顔も上がる。
和久井:顔が持ち上がる、リフトアップなんですね。真っ直ぐ正しい位置にあるときは、顔も首も緊張状態であるべき位置にあるのですが、垂れてきてしまうと背中が伸びます、前首になり、顔の緊張状態が緩むように我々はできているので、首も正しい位置からはずれると伸びてきて、緩んでしまってくると、重力にひっぱられて下がってくるんです。
別所:だから顔もたるんでくるということですね。
和久井:肩甲骨をしっかり寄せて、顔があるべき位置にありますよというのは、胸を上げるだけではなくて、顔や首も同時に上がるということも意味しますから、やっていただいて損はないところかなというとこですね。


■PCやスマホ…猫背になりがちなオフィスでの姿勢改善方法

別所:前傾姿勢を直すためのアドバイス。世の中は今スマホですから、みんな下を向いているんですが、どうしたらいいですか?
和久井:PC作業、スマホ作業、我々は日常的に下をむいて丸く屈んじゃってます。「その逆の作業をしてあげればいいですよね」ということで、丸くなった背中をしっかりと胸を張って寄せていただく。その“いいクセ”をつけるのが美への近道かなと。
別所:肩こりは肩をまわすだけではとれない。
和久井:一般的には肩というと腕の付け根あたりですね。そのあたりを回される方が多いんです、肩こりの肩というのは首の付根のあたりから肩先のあたりの盛り上がっている部分ですよね。ここは実は背中から長くつながっている筋肉なんです。僧帽筋といわれる筋肉なんですが、肩甲骨の下くらいから大きく魚のエイのような感じで広がっている感じです。前から見たときに、ちょこんと見える盛り上がりの筋肉は背中の筋肉なわけです。これがこっているということなので、腕を回したところでこりはとれないわけですよね。肩甲骨を寄せながら大きく回すという動作でないと、実は肩こりは改善されませんよ、ということです。
別所:「肩こっちゃった」と首や肩を回したりする人いますからね。
和久井:オフィスだと動きが小さくなって腕回しになってしまうわけですよね。しっかり大きく肩を持ち上げてそれで肩甲骨を後ろに寄せながらグルグルまわしていただくと血流はよくなり、肩こりは改善してきますよということですね。

次回は、引き続き和久井さんに、美しいボディラインづくりに欠かせない股関節について詳しく伺います。お聴き逃しなく!

この記事の放送回をradikoで聴く
※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【話題の記事】
1日5分だけ! 寝ながら体幹を鍛える、話題の「ゼロトレ」を伝授
体育の前にしていた準備運動は効果なし! 太りにくくなる「セル・エクササイズ」
足の指を開けない人が増加! 開けないと厄介なことになる?!

【番組情報】
番組名:『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tmr/

この記事の続きを読むには、
以下から登録/ログインをしてください。

  • 新規登録簡単30
  • J-meアカウントでログイン
  • メールアドレスでログイン