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シシド・カフカ、ブエノスアイレス留学で「あやつる」ことに挑戦!

シシド・カフカ、ブエノスアイレス留学で「あやつる」ことに挑戦!

J-WAVEで放送中の番組『GROOVE LINE』(ナビゲーター:ピストン西沢)。7月25日(水)のオンエアでは、シシド・カフカさんが登場。ニューアルバム『DOUBLE TONE』や、最近の活動についてお話を伺いました。


■ブエノスアイレス留学で…

シシドさんは今年の春、アルゼンチン・ブエノスアイレスへ留学していました。

シシド:奏者の勉強というよりは、それを“あやつる”側の勉強をしてきました。クラシックの指揮者がやるように、パーカッションの集団をセッションであやつるサイン・システムがブエノスアイレスにあるんです。それが面白く、「日本に持っていきたいな」と思って、向こうの学校に通いました。
西沢:そんな打楽器中心の音楽は日本にないからね。
シシド:そうなんですよ。メロディーがないので「今のフレーズは面白いね、今のフレーズを繰り返そうよ!」とか、「みんなで今からこのフレーズをやるよ」っていうのも全部ハンドサインで示すんです。
西沢:それはアドリブで?
シシド:完全にアドリブです。何のベーシックもないまま。
西沢:曲じゃないよね。
シシド:曲じゃないです。「今日のあなたの気分で、最初のドラムのリズムを出して」から始まるんです。
西沢:すごいね(笑)。
シシド:原始的で面白いと思います。今までなかった、みんな頭で聴くんじゃなくて、体で聴くイベントができたらいいなと思っています。

シシドさんは7月25日(水)に2枚組のニューアルバム『DOUBLE TONE』をリリース。Disc1は『羽田ブルース』などのセッション曲を6曲、Disc2は描き下ろしのオリジナル盤として5曲を収録しています。

シシド:オリジナル版は今の自分の素直な気持ちが歌詞になっていると思います。
西沢:これはブエノスアイレスに行く前に作ってた?
シシド:行く前に作った曲と、帰国して帰ってきてから作った曲があります。
西沢:大慌てで作ったんだ。
シシド:そうなんです。私、帰国してから、ちゃんと仕事をしてるんですよ。手放して「アルバムできた、やったー!」じゃないんですよ。けっこうな争いがいろいろあったんです(笑)。


■パーカッショニストを集めた新しいイベントも

シシドさんは10月21日(日)に東京・寺田倉庫でドラマーとパーカッショニストを集めたリズム・イベント『el tempo』を主催します。

シシド:ブエノスアイレスで観れるパーカッショニスト集団とも違うものを想像してつくっていきたいなと思います。
西沢:そこはリズム楽器の他に、メロディーや歌はあるんですか。
シシド:ゲストでベーシストとかギタリストを途中で入れてみようって試みはあるんですけど、ベーシックはあくまでもパーカッションだけです。
西沢:パーカッションだけで、日本の観客相手にライブをやるってなかなかないですね。
シシド:これは、けっこうな挑戦なんですよ。
西沢:ふんどし締めて和太鼓を叩く演奏も、やれて正直10分とか15分くらいじゃない。
シシド:このイベントは60分に挑戦しようと思っていますから(笑)。でも、音楽をはじめ、お酒とか食とか空間とか全部含めて、大人の遊び場ができたらいいなと思っています。

ブエノスアイレス留学を経て、さらなる挑戦に向かうシシドさんの、この先に目が離せません。ニューアルバム『DOUBLE TONE』、ぜひチェックしてみてください!

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【番組情報】
番組名:『GROOVE LINE』
放送日時:月・火・水・木曜 16時30分-19時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/grooveline/

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