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転職する気がなくても…AIにヘッドハンティングされる時代がきた!?

転職する気がなくても…AIにヘッドハンティングされる時代がきた!?

J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ・寺岡歩美)のワンコーナー「BEHIND THE SCENE」。8月20日(月)のオンエアでは、株式会社scoutyの高濱隆輔さんをお迎えし、AIがヘッドハンティングする転職サービスについてお話を伺いました。


■AIで効率よく採用するサービス

株式会社scoutyは日本初のAI(人工知能)ヘッドハンティングサービスをおこなう会社で、IT業界で働いているソフトウェアエンジニアを効率よく採用するためのサービスを提供しています。

高濱:具体的には、アプリケーションを企業に提供し、エンジニアを採用したい企業の人事やエンジニアがこのサービスを使って、ソフトウェアエンジニアを採用するサービスです。
サッシャ:どういう仕組みで実際に採用をするのでしょうか。
高濱:ひと言で言うと、エンジニアがウェブ上に公開したアウトプットをクローリング(ウェブ上からデータを集めること)して、データベースを作り、それを推薦していきます。

ソフトエンジニアは、自分の書いたプログムやアプリケーションをウェブ上に公開しています。それをほかのエンジニアが見るとその人の技術力がわかります。そういったエンジニアの技術力を機械的にクローリングし、「この人はどんなことができる」というデータベースを作ることによって、企業側の採用用件に合う人を企業に勧めているのです。「このサービスによって、積極的に転職活動をしていない人にも、うまく採用のアプローチができる」といいます。


■転職サイトに登録していない人も掘り起こす

株式会社scoutyのサービスは、人材の登録制はしていません。その理由とは?

高濱:私たちは人材を「転職顕在層」と「転職潜在層」に分けています。顕在層は転職サイトに登録して能動的に転職を進めようとしている人で、潜在層は、今は別に転職したいわけではないけど、どこかいい企業があれば転職してもいいかなと考えている人です。潜在層の人は転職サイトに登録しないことが多いんですよね。
サッシャ:そうすると本当の適材適所はやりにくから、潜在層を掘り起こすためにコンピューターでデータベースを作る必要があるんですね。

サービスがスタートして1年あまり。このサービスを使う企業側と、採用された側からは、どのような反応があるのでしょうか。

高濱:今まで日本には潜在層にアプローチするサービスはありませんでした。企業側からは優秀な人材を探すことができると評価をいただいています。一方、採用された側からは、「自分がやりたかったことをアウトプットしていたら、それをやっている会社からアプローチがあり、転職することができた」という話をもらっています。
サッシャ:じゃあ自分のやりたいことや好きなことをインターネットで公開していけば、必然と自分のやりたい仕事に近づく未来が広がるかもしれませんね。
高濱:今アウトプットをしっかり拾うことを考えると、エンジニアの次はデザイナーの方がやりやすいと思います。さらにビジネス側の方まで広げるには技術的に難しいところもあるので、この先はそれも含めてうまくマッチングできたらと思います。

近い将来、あなたもAIによって転職のアプローチを受けるかもしれません。これからのAIヘッドハンティングサービスに注目です。

新しい採用サービス

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【番組情報】
番組名:『STEP ONE』
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/stepone/

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