アッシュ・ペー・フランス社長・村松孝尚が追い続けるオルタナティブという概念

J-WAVEで放送中の番組『TRUME TIME AND TIDE』(ナビゲーター:市川紗椰)。8月25日(土)のオンエアでは、H.P.FRANCE(アッシュ・ペー・フランス)株式会社・代表取締役社長の村松孝尚さんをゲストにお迎えしました。


■クリエイターに出会うのが仕事

1984年、ラフォーレ原宿の片隅でひっそりとお店をスタートし、現在では女性にはお馴染みのショップとして全国70店舗、ニューヨークにも1店舗をもつ規模となったアッシュ・ペー・フランス。まずは村松さんに普段の活動を訊きました。

市川:このぐらい大きな規模のショップですと、社長はどのような活動をされているんですか?
村松:僕自身は最初から商品自体は選べないというか、わからないのですが、そういうものを作るクリエイターを探し出す目や勘を持っていまして。普段は日本中、世界中、ニューヨークからブエノスアイレス、パリなど色々なところへ行ったりしてクリエイター探しをやっています。
市川:商品の買い付けというより、クリエイターを探しに行っているんですか?
村松:クリエイターに出会うのが私の仕事ですね。そのクリエイションをバイヤーが選んでいきます。今度は私がそれを「ここでこういうお店を作ってみせましょう」とか合同展示会「rooms」というのがあるんですが「その場でクリエイションをみせていきましょう」というクリエイター探しと表現の場づくりをしています。
市川:H.P.FRANCE以外の別のプラットフォームもあるんですか?
村松:一般的には「合同展示会」といういい方をするんですけど、色々なクリエイターがブースをもって、モノやエシカルな考え方を表現する場を作っています。
市川:それはマッチングをするということですか?
村松:そうですね。ビジネスが広がっていくことが大事なので、マッチングとなります。
市川:ライフスタイルのショップのH.P.DECOや、アートフェアなども手がけておられますね。
村松:青山の一角、表参道と青山通りとつなぐ道に、私たちはたくさんお店をつくっています。「青参道」という名前を勝手につけて、10月に「青参道アートフェア」というお店ごとに色々のアーティスト作品を展示してみせていくというアートフェアをやっています。


■常にジャンルを越えたオルタナティブを提案する

クリエイターやアーティストを選ぶ基準は、「本当にその人の中からでてくるオリジナル性」。長年の嗅覚は仕事の流れのなかで自然に培われてきたと明かしながらも、その多岐に渡る仕事には一貫性があるといいます。

市川:色々な活動をされていますが一貫した狙いやテーマはあったりするのですか?
村松:オルタナティブという言葉がありますよね。「もうひとつの」という。社会に存在している大きな流れに対してノーとか言うのではなく、もうひとつの小さな未来とか、新しく生まれてくる未来を探す。それが一貫していると思います。ファッション、インテリア、考え方やエシカルのような行動も、私の仕事、H.P.FRANCEの仕事になるということです。

今後、より大きく育てていきたいジャンルについて訊くと、創業時から一貫した考え方と、共通する新しい時代の流れについて語りました。

村松:物販の質を上げ、お客さまにもサービスも含めて満足していただける事業にしたいと思っています。それと「rooms」のように、もうひとつのオルタナティブを生み出す場を作っていく場を伸ばしていきたいと思っています。「エシカル」が社会的にも注目されていて、国連の持続可能な開発目標(SDGs)に色々な企業が取り組んでいますよね。振り返ると、H.P.FRANCEは34年前からSDGsをやっていた。そこに合わせて、私たちも地球環境を含めたことに対して前向きに取り込んでいこうと。それがroomsの新しい時代のひとつの基盤になってくるんじゃないかと思います。

ご自身のオルタナティブを探しながら、自業を切り拓いていく村松さん、自身を現代の探検家と称し「大事な場所ニューヨークを起点にこれからも世界を旅していきたい」と語りました。

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【番組情報】
番組名:『TRUME TIME AND TIDE』
放送日時:毎週土曜 21時-21時54分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/timeandtide/
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