KREVA「1回、音楽がつまんなくなっちゃって」 新作『存在感』秘話を語る

2018年08月09日

J-WAVEで放送中の番組『RADIO DONUTS』(ナビゲーター:渡辺 祐・山田玲奈)のワンコーナー「NITTOCHI LUNCHTIME AVENUE」。8月4日(土)のオンエアでは、KREVAさんをお迎えし、最新作の制作秘話などについて伺いました。


■KREVAとビールの耐久レース!?

野外のステージに立つことも多いKREVAさんですが、昔は夏が大嫌いだったと言います。

KREVA:暑いのはすごく嫌いだったんですよ、昔は。だけど、最近は得意になってきましたね。
山田:外でライブしたり、そういうことも多いでしょう? 
KREVA:そうですね。泳ぐっていうことが不得意で、すごく嫌いだったんですよ。それが、泳ぐ練習したり、海を好きになったりすると、“暑い”が伴ってくるんで、どんどん好きになってきましたね。

そんな“夏嫌い”から“夏好き”へと変わったKREVAさんは、夏になるとどうしてもしてしまうことがあるとか。

渡辺:今日はリスナーのみなさんから「そうだ、あれは夏のせい」というテーマで、いろいろとメールをいただいているんですけど、夏にやりたくなっちゃうこと、やらかしたことはありますか?
KREVA:最近、毎年なんですけど、家でビールをすごい飲んじゃうんですよね。自分でも「何のために飲んでるんだ、これは?」っていうぐらい。
渡辺:最初は、ビールを飲むために始まるじゃないですか。でも途中から、「あれ? このビールは、前のビールとどういう理由で繋がってるんだ?」みたいな。
KREVA:ほんとにそう。「どうせ残しておくんだったら、もう1本飲もう」って意味がわからないですよね(笑)
渡辺:え、買った分ってこと? 
KREVA:なんか、気がつくと家で6本ぐらい飲んじゃったりとか。
渡辺:アメリカ人?(笑)
山田:もう、そうなると食事とか、お腹いっぱいになりませんか?
KREVA:いや、そうなんですよね。家族全員寝てからも、あとは“自分とビールの耐久レース”みたいな。なんなんでしょうか。
渡辺:そんなに昔は飲まなかったですか?
KREVA:お酒はもともと好きなんですけど、家でそこまでビール飲むっていうことはなかったんです。でも、夏になると……。
渡辺:夏のせいですね、完全に(笑)。いいんじゃないですか、夏のせいにしておけばね。
KREVA:KICK THE CAN CREWの曲に「言い訳が欲しけりゃ夏がくれる」っていう歌詞があるんですけど、まさにその通りで、なんでも夏のせいにしておけばいいんですよ(笑)


■「口が言いたい言葉」を大事に

KREVAさんは、新作『存在感』を8月22日(水)にリリースします。

渡辺:今もお忙しいでしょうけど、続いてますよね? 昨年アルバムが出て、KICK THE CAN CREWのほうも、14年ぶりとなるフルアルバムを出して、そしてまた、ここへ来てという感じになってて、休む暇なし? 
KREVA:うーん、そうですね(笑)。
渡辺:制作自体のテンションみたいなのは、そういうヒストリーを経て、あまり下がってないですか?
KREVA:自分のアルバムを出して、ツアーやって、その最終日にKICK THE CAN CREW復活するって発表して、アルバム出して、そのままKICK THE CAN CREWのツアーやったら、さすがに……。音楽人生で初めてぐらい、1回、音楽がつまんなくなっちゃって。
渡辺:やり切って、出し切っちゃって?
KREVA:出しすぎちゃったんですかね。アウトプットし過ぎたのかと思うんですけども、そういう時期があったんです。
渡辺:じゃあ、ちょっとインプットし直して? 
KREVA:いや、それもしなかったんですよね(笑)。スタジオにひたすら行き続けて。ただ、曲を作るんじゃなくて、レコードの整理をひたすらしたりだとか、そんなことばっかりやってましたね。

続いて、新作『存在感』についてお話を伺いました。

山田:もうJ-WAVEでも流れてるので、聴いた方はみんな、「もう1回聴かせて!」みたいになってますよね。
KREVA:ありがたい、それは(笑)
山田:それこそ“存在感”。
KREVA:口を突いて出てきたっていうか。いつもは、バックトラックを作って、そこに言葉を乗せるっていうアプローチだったんですけど、そればっかりやってたら、言葉がどんどん出てこなくなってきて。さっき言ったような状況も加わってだとは思うんですけど、バックトラックばっかり溜まってきちゃったんで、逆にいってみようと思って。「存在感はある」「存在感がある」っていうフレーズが聞こえてきたんで、それを忘れないように口ずさみながら、スタジオに行って、まずその言葉に対して、逆にトラックを作っていくような感じで、作っていきました。あんまり考えすぎずに作りました。
渡辺:仕事をしてたりとか、物を作ったりしてる人は特にそうでしょうけど、自分に返ってくる歌詞じゃないですか。
KREVA:そうですね!
渡辺:「存在感はある」と「存在感がある」とで、全然意味が変わるっていうね。日本語にしか出せないこのニュアンスの差を、見事に音楽にしている。
山田:今回、『存在感』を含めて最新曲5曲が収録されてますけど、すべてハッとさせられるナンバーばかりですね。
KREVA:自分ではちょっと暗いかなと思ってて、最初はあんまりスタッフとかにも聴かせてなかったんですけど、日の目を見ることになって嬉しいです。自分では「出す」、「こう届けてやろう」、「言葉が刺され」とか、そういう意図なく作ったものだったので、「言葉にハッとさせられます」とか、「トラックいいですね」って言われるとすごく嬉しいです。
山田:でも、結果的には今のKREVAさんの考えとか、今の状況とかが歌詞になってきているんですか? 
KREVA:出てるんだと思います。「こういうことを言ってやろう」とか、狙いとかなく、まず口が言いたい言葉。それから思い付きを大事にして、一気に形にしたんで、より自分が出ているんじゃないかなと、“個”が出ているんじゃないかと思います。


■KREVAの好きな東京の場所は? 

最後に、コーナー恒例の「東京の好きな場所」を訊きました。

KREVA:土曜の朝の番組に出たからこんなこと言うと思われたら嫌なんですけど、土曜の朝とかのちょっと早い時間に、たとえば、渋谷っていうか、都心あたりから、秋葉原くらいまで行く高速道路、めっちゃ空いてるときとかが大好きなんですよ。
渡辺:わかる(笑)
KREVA:「近っ!」っていう。
渡辺:昼間の明かりじゃなくて綺麗なんですよね。
KREVA:まさに。で、普段だったら混んでて、ものすごく時間がかかるところ。でも夜じゃなくて、朝の早い時間。このあと混んでくるっていう雰囲気もちょっとあるんだけど、ものすごく短時間で行ける東京の感じがすごく好きですね。
山田:ああ、わかるなー。
渡辺:空いてる首都高、意外と早いっていう。
KREVA:いやー、早い!(笑)
山田:あと、なんか“自分のもの”な感じがしますよね。
KREVA:わかる! なんかね、“急にやってきた三が日”みたいな、あの時間の感覚と、その東京の感じ、すごく好きです。

現在、J-WAVEでオンエア中の『SPARK』(月・火・水・木曜 24時-25時)で、8月のマンスリーナビゲーターをつとめているKREVAさん。8月31日(金)には、主催イベント『908 FESTIVAL 2018』(日本武道館)を開催します。また、KICK THE CAN CREWとしても、岡村康幸さんとのコラボレーションニューシングル『住所feat. 岡村靖幸』をリリースするほか、9月1日(土)には武道館ライブ『現地集合~武道館ワンマンライブ~』を開催予定です。

来年、ソロデビュー15周年を迎えるとあって、「来年をさらに充実させるためにも、今年を充実させておきたいなと思っております」と、意気込みを語りました。今後のKREVAさんの活躍にも注目です!

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【番組情報】
番組名:『RADIO DONUTS』
放送日時:毎週土曜 8時-12時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/radiodonuts/
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