『やさしくなりたい』で紅白初出場…斉藤和義がヒット曲を連発した2010年代【特集】

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』（ナビゲーター：藤田琢己）。8月8日（水）のオンエアでは、Licaxxxとのコンビでお送りしました。

注目の新譜・いま注目すべき名盤・話題の来日アーティストなど、週替わりで1組のアーティストを4日間かけて掘り下げていくコーナー「FEATURE TOPICS」。この週は8月にデビュー25周年を迎える斉藤和義さんを特集！ 今回は、『ずっと好きだった』『やさしくなりたい』などヒット曲を生みだした2010年代前半を紐解きます。


■ビートルズを模したMVが話題に



2010年、資生堂のCMのために書き下ろされた斉藤さんの楽曲『ずっと好きだった』がヒットします。この曲はリリース前に日本武道館公演でいち早く演奏され話題となっていました。

ミュージックビデオでは、ビートルズをパロディ。ポール・マッカートニー役を斉藤さんが、ジョン・レノン役をリリー・フランキーさん、ジョージ・ハリスン役をお笑いコンビ・2丁拳銃の小堀裕之さん、リンゴ・スター役を濱田岳さんが演じ、その完成度の高さから、こちらも大きな話題となり、当時、過去最高となるオリコン週間チャートで8位を記録するヒットソングとなりました。

2011年に東日本大震災が起こった際は、同曲をもとにして、福島第一原子力発電所の事故について歌った『ずっとウソだった』を発表し、話題になりました。チャリティーとしてUstreamの配信企画を実施。さらに、『雨宿り』を配信リリースしました。

6月にはドラマーの中村達也さんと飲みの席で意気投合したことから、ユニット「MANNISH BOYS」を結成。ロックやブルース、スカ、レゲエ、テクノまで取り入れたユーモアな音楽性で、全国各地のフェスに出演しました。こちらは現在もマイペースに活動を続けています。


■『やさしくなりたい』で紅白初出場！

同年11月にはシングル『やさしくなりたい』をリリース。この曲は視聴率40パーセントを超えたテレビドラマ『家政婦のミタ』の主題歌で、オリコンチャート6位を記録、斉藤さん最大のヒット曲となりました。このヒットを受けて、翌年の2012年末におこなわれた『NHK紅白歌合戦』に初出場。世間で“斉藤和義”の名がより知られるようになりました。

次回の記事では、斉藤さんのソングライティングに迫ります。お楽しみに！

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【番組情報】
番組名：『SONAR MUSIC』
放送日時：月・火・水・木曜 21時－24時
オフィシャルサイト：https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/