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朝食を抜くと「熟睡しにくくなる」って知ってた? 管理栄養士が解説

朝食を抜くと「熟睡しにくくなる」って知ってた? 管理栄養士が解説

J-WAVEの新番組『CHINTAI ACTIVE ON SUNDAYS』(ナビゲーター:森矢カンナ)。「休日をアクティブに」をキーワードに、日曜日の有効な活用法を様々な角度から紹介していくこの番組。9月16日(日)のオンエアでは、「体のコンディションがアップする食事のコツ」をテーマに、管理栄養士の柴崎真木さんにお話を伺いました。


■朝食が睡眠に関係する理由

柴崎さんは、柔道、マラソン、競泳など、オリンピック選手を含め、数々のトップアスリートの栄養サポートを行っている栄養管理のスペシャリストです。そんな柴崎さんに、疲れやすい人が摂っている食事の共通点を訊くと……。

柴崎:食事は、量と質とタイミングの3つに気をつけないといけません。3食きちんと食べていないという人は、動いている量に対して必要なエネルギーが足りていなくて、体が疲れやすい傾向にあります
森矢:ガソリンが入っていない状態で体を動かしているから、疲れるということなんですね。

忙しいと、ついつい朝食を抜きがちですが、体温を上昇させ、活動するためのエネルギーを補給するという大事な役割を思っています。また、睡眠にも大きく関わるとか。

柴崎:睡眠のために必要なホルモン「メラトニン」の分泌を促すには、朝食の摂り方がすごく重要なんです。メラトニンの材料になるタンパク質を朝に食べておかないといけません。

メラトニンが分泌されるのは食べてから14時間から16時間後。朝食を抜くとメラトニンを分泌する時間がどんどん遅くなり、眠りにつく時間もズレていき、熟睡もできなくなってしまう……というわけです。では、具体的にはどのような朝食を摂ればいいのでしょうか?

柴崎:タンパク質を摂ることと、エネルギー源になる主食を摂ることが大切です。1分でも寝てたいとみなさんは思いますので、納豆とか卵かけご飯とか、そういった簡単に摂れるものを準備しておくといいでしょう。

朝食を摂る習慣がない方は、バナナと牛乳(または豆乳)、タンパク質と糖質の摂れる果物をセットにするのがオススメ。バナナは食物繊維も多いので、血糖値の上がり方が緩やかになるというメリットも。疲れやすい方は、朝食を見直してみてはいかがでしょうか。

【番組情報】
番組名:『CHINTAI ACTIVE ON SUNDAYS』
放送日時:毎週日曜12時-12時54分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/activesundays/

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