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MIYAVI「さあ、グレましょうというときにギターに出会って」

MIYAVI「さあ、グレましょうというときにギターに出会って」

J-WAVEで放送中の番組『GOOD NEIGHBORS』(ナビゲーター:クリス智子)のワンコーナー「SAWAI SEIYAKU WONDERFUL LIFE」。12月18日(火)のオンエアでは、ミュージシャン/ギタリストのMIYAVIさんが登場。パッションの源について訊きました。


■ギターの弾き方は三味線をヒントに

ライブDVDを観たクリスが、「ずっとあのテンションなんですか?」と質問すると……。

MIYAVI:リハからあのテンションです(笑)。
クリス:エネルギッシュだし、パワーも。エレキギターをピックを使わずに弾く、これは一番最初はどういう風に始まったんですか?
MIYAVI:もともとピックを使ってましたが、海外をまわるようになって、日本人として西洋の楽器を弾く上でどうあるべきかを考えて、三味線という楽器がこの国にはあるので、そこからヒントを得ました。バチで叩くような感じで、テクニックとしてはベーシストからアイディアを得ましたが、イディオムというかパッションは三味線ですね。一音にかける。あと、自分のショーも、熱をそこにいる人たちにどうやって届けられるか。やっぱり“思い”だと思うので、逆に言葉にもできないし、それを演奏で伝えられればと思っています。
クリス:だから全身から出てるんですね。音だけど音だけじゃない……パッションなんですね。
MIYAVI:そうですね、大事にしています。


■怪我でサッカーを辞めて…ギターに救われた

MIYAVIさんは少年期、サッカーに打ち込み、セレッソ大阪のジュニアユースに所属していました。しかし、怪我により、サッカーを辞めることに。

MIYAVI:子どもながらに真剣に向き合って、Jリーグも開幕した時期だったし、プロになりたいと思ってました。夢があるかないかってすごく大きいし、子どもながらにそういう夢を持てたことは大きかったです。逆に怪我をして夢を失ったとき、挫折してやれないとなったときの喪失感、虚無感を感じて。でも、そこで僕はギターに救われました。
クリス:きっかけは?
MIYAVI:(サッカーを辞めて)さあグレましょうという感じだったんですけど(笑)、ほんとたまたまバンドやろうぜと。自分がこんなにギターを持って世界を回るとは思ってなかったですし、でも時間は持て余すほどあったので。ギターを始めた時に衝撃が走りましたね。自分で作れるんだ、また自由になれるんだって。
クリス:そのパッションは、音楽に向かえたんですね。
MIYAVI:そうですね、たくさんの人の前で演奏したいとか。ギターに出会って音楽に救われました。燃えてないとダメなんですよね。性分かもですけど。ギターに感謝しているし、ギターを通じてたくさんの人にパッションを届けたいです。

MIYAVIさんは先日、対戦型コラボレーション・アルバム第三弾『SAMURAI SESSIONS vol.3 - Worlds Collide -』をリリースしています。ぜひチェックしてみてください。

【番組情報】
番組名:『GOOD NEIGHBORS』
放送日時:月・火・水・木曜 13時-16時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/

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