韓国で今いちばんホットなバンド「Zannabi」って?

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)。

音楽プロデューサー、CD・レコードショップのバイヤー、ライブハウスのスタッフ、音楽評論家、海外在住の音楽ライターなどなど、様々なジャンルな方々が毎日日替わりでヤバい音を紹介する「GEEK OUT」のコーナー。5月1日(水)は、崔尹禎(チェ・ユンジョン)さんが韓国の音楽事情について教えてくれました。

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AI Entertainment Inc.(アイ エンターテイメント)の代表・崔さんは、韓国人アーティストのプロデュースなどを手掛けており、日韓合同フェス、Music and City Festivalの主催兼プロデューサーも務めています。そんな崔さんが、韓国でいま旬の音楽を教えてくれました。


■韓国の音楽シーンはストリーミング配信が主流

:メジャーシーンでは今や世界的アーティストとなったBTS、そして日本でも大人気のTWICEなどのアイドルを量産しているメジャーシーンがあり、それに対してシンガーソングライターが中心となったインディーズシーンがあります。そして日本ほどインディーズとメジャーの境界線が明確でないんです。
あっこゴリラ:日本もその境界線がどんどん曖昧になってきているなとは思うんですけど、韓国は更にもっと境界線がないんですかね? 
:韓国はタイアップっていうシステムが基本的にありません。レコード会社がメジャーデビューさせるっていう概念もあまりないので、ほとんどがストリーミングで配信するのが主流となっています。
あっこゴリラ:CDもあります? 
:CDもありますけど、よほどのことがなければCDはあまり出さなくなりました。ただファン層の厚いアイドルはCDも出しています。

また、ジャンル的には全般的にHIPHOPが人気だそうです。

:アイドルにせよインディーズにせよ、HIPHOP的要素が多くの音楽に取り入られています。
あっこゴリラ:そうですよね。しかも、みなさんうまいし踊りもできる。
:あとは、ファッションでもトレンドのレトロ人気が音楽界にも影響を与えていて、インディーズシーンではシティーポップやシンスポップなど70年代~80年代要素のある音楽が流行っています。
あっこゴリラ:そんな印象あります! 
:例えば、韓国のインディーズの帝王と言われている、Sultan of the Discoの『シャイニングロード』はHIPHOP要素が入っている曲だし、Lucky TapesのKAIさんとコラボしたOOHYOの『TENNIS』はシンスポップの要素が入っていたりしますね。


■レトロな曲と綺麗なキーボードが魅力的

韓国の音楽シーンの中から崔さんが紹介してくれたのは、2014年4月にデビューしたインディーズバンド、Zannabi(ジャンナビ)。

:韓国でホットなアーティストです。Zannabi(ジャンナビ)とは “猿” の韓国語方言で、メンバー全員90年生まれの申年ということから由来した名前なんです。
あっこゴリラ:へえ、ジャンナビって言うんだ。かわいい! 
:私も「ジャンナビ」っていう方言をこのグループで知りました。
あっこゴリラ:ライブはどういう感じなんですか? 
:5人組のバンドなんですけど、編成はギター、ドラム、ベース、キーボード、ボーカルといった本当にベーシックな感じです。ライブとしてはキーボードのパフォーマンスが特に良くて、曲のレトロな感じに綺麗なキーボードが入っているのが魅力的です。

ライブの前はメンバー全員がグッズの梱包などを行うという苦労エピソードなどもあり、話題となっているそうです。

番組内ではZannabi『For Lovers Who Hesitate』をオンエアしました。レトロな感性と韓国語だけの美しい詩のような歌詞で、80年代の韓国の歌謡曲のようなノスタルジックな世界観がとても魅力的です。韓国最大の音源チャート「melon」では、1位にBTSが、2位に同曲がランクインしています。
まだ日本でのライブ予定はありませんが、これからオファーが増えていくことが予想されます。ぜひチェックしてみてください!

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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
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