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【フィリピンの音楽事情】一度聴いたらファンになる! セブ島発の新星ラッパー・Jid Durano

【フィリピンの音楽事情】一度聴いたらファンになる! セブ島発の新星ラッパー・Jid Durano

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)。音楽プロデューサー、CD・レコードショップのバイヤー、ライブハウスのスタッフ、音楽評論家、海外在住の音楽ライターなどなど、様々なジャンルな方々が毎日日替わりでヤバい音を紹介する「GEEK OUT」のコーナー。

7月24日(水)は、フィリピンのセブ島でツアー会社、セブセレクトツアーズを経営している小山陽平さんがフィリピンの音楽事情を紹介してくれました。

『SONAR MUSIC』


■アメリカの文化にかなり影響を受けている

自身でバンドやDJをされていたこともある小山さん。2010年から船上パーティやDJイベントを筆頭に、数多くのイベントを日本国内で手掛け、2014年から海外生活をスタートさせたそうです。そんな小山さんにフィリピンの音楽事情を訊きました。

小山:フィリピはアメリカの文化にかなり影響を受けていて、チャートを見るとアメリカに似たり寄ったりな部分が多いですね。
あっこゴリラ:うんうん。
小山:ドメスティックのアーティストで人気な音楽はロックです。日本でいうと、10年以上前にASIAN KUNG-FU GENERATIONやELLEGARDENが人気を集めていた頃みたいな曲調が人気があります。
あっこゴリラ:私フィリピン人の友だち多いんですけど、みんな英語喋れますよね!  小山:基本的にどこに行っても英語が通じますね。
あっこゴリラ:ちなみにヒップホップはどんな感じなんですか? 
小山:いわゆる後進国と言われるフィリピンにもようやくファッションなどの若者文化の波が来ていて、敏感なキッズたちは夜な夜なヒップホップを聴きに街に繰り出してます。
あっこゴリラ:そうなんですね。私の友だちのフィリピン人の情報によると、The Black Eyed Peasにいるフィリピンの方がけっこうフッドスターみたいなことを聞いたんですよね。
小山:たしかにその影響はあると思います。みなさん知らないだけでブルーノ・マーズとかもフィリピンのハーフなんですよね。
あっこゴリラ:そうですよね! 
小山:フィリピン人は歌うのも踊るのも好きなので音楽的感性は元から良いと思いますね。僕が見てる中でもヒップホップの勢いはけっこう感じてます。



■一度聴いたらファンになる! ラッパー・Jid Durano

そんなフィリピンの音楽シーンから小山さんが紹介してくれたのは、ラッパーのJid Durano。

小山:Spotifyなどの音楽配信サービスの中でも売れてきているアーティストです。
あっこゴリラ:Jid Duranoのオススメポイントはどこですか? 
小山:楽曲はもちろん、今っぽさがガンガンに出ていて英語が非常に上手です。すごく面白いのがSpotifyのリスナーがフィリピンだけでなく、アメリカからのリスナーも多くて、まだまだ知名度はないけど一度聴いてもらったらリスナーさんがファンになるんじゃないかっていう自信のある1曲を紹介したいなって思います。

番組内ではJid Durano 『Chubi』をオンエアしました。

あっこゴリラ:いい意味で想像と全然違いました! 今っぽい! だからフィリピンの友達から聞いたフィリピンの音楽シーンと全然違う。
小山:まさに今こういうのが流行ってきてますね。
あっこゴリラ:ちなみに、英語とタガログ語を混ぜてるんですか?
小山:この曲は全部英語のリリックです。もちろんタガログ語と英語を混ぜてリリックを書くアーティストさんもいます。
あっこゴリラ:タガログ語の『Chubi』っていう響きが気持ちいいし、個人的にかわいいなって思いました。


【この記事の放送回をradikoで聴く】
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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/

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