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「イギリス人が葬式で流してほしい曲」とは? 落ち込んだときに聴く曲を、DYGL・下中が紹介

「イギリス人が葬式で流してほしい曲」とは? 落ち込んだときに聴く曲を、DYGL・下中が紹介

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)のワンコーナー「SONAR'S ROOM」。毎週火曜日はDYGLが登場。7月23日(火)のオンエアでは、下中洋介(Gt.)が「落ち込んだときに聴く曲」をテーマに選曲しました。


■落ち込んだときこそくらだない内容の曲を聴く

この日のテーマは「落ち込んだときに聴く曲」。下中も最近落ち込んだことがあったそうですが、そんなときにオススメの音楽をシェアしました。

Joe dassin『Les Champs Élysées』

下中:邦題は「オー・シャンゼリゼ」。この曲は、人によっては「和訳を読むとガッカリする曲」という人もいます。コード進行やメロディは切ないのに歌詞の内容がないんですよね。「街で女の子をナンパして楽しいよ。オー・シャンゼリゼ、オー・シャンゼリゼ」というシャンゼリゼ通りの歌です。本当に落ち込んだときは真剣な人生の話は聞きたくないなというテンションになって、現実逃避気味になります。そんなときにこの曲を聴いたら、曲調はすごく深みがあるのに歌詞は重くないちょうどいいテンションで、今でも口づさんでいます。この前『トイ・ストーリー4』が公開されましたけど、作品の曲にも通じるものがありますよね。

Oasis『Cum On Feel The Noize』

下中:これは、Sladeというイギリスのグラムロックバンドのカバーです。この曲を選んだ理由は、リアムとノエルの歌がすごく気持ちよくて楽しそうなんですよね。演奏も楽しそうだし、アウトロに入るとふざけている声とかも入ってて。高校生のときにすごく聴いててロックに目覚めたんですけど、そのときのフレッシュなピュアな気持ちに戻れて、すごく好きな曲です。

Monty Python『Always Look on the Bright Side of Life』

下中:この曲は、イギリスではサッカーのスタジアムでみんな歌ったりする国民的な曲で、インターネットで調べたらイギリス人が葬式で流してほしい曲3位に入っていました。映画『Monty Python's Life of Brian』のなかで使われていて、この映画もめちゃくちゃ笑えるのでぜひ観てほしいです。Monty Pythonは面白いですね。イギリスといえば"皮肉"と言われていますが、ブラック・ユーモアは知性がないとできないと思います。僕たちDYGLもコメディは好きです。笑いっていいなと思います。

ちなみにこの曲のタイトルは、「人生の明るい面を見て生きていこうよ」という意味。

下中:この曲だけが、今回選んだなかで人生に直接的に関わっている歌詞なんです。前の2曲と真逆なのは、歌詞が人生に触れてるのにめちゃくちゃ馬鹿げた歌い方をしています(笑)。Belle and Sebastianのボーカルの人も「暗い歌詞の曲こそ明るい曲調で歌う」と言っていましたが、何かそういう美学がとおっている曲だと思います。

下中は、イギリスのアーティスト繋がりで「The BeatlesもMVを観るとユーモアがある」と言っていました。今回紹介した曲や映画をぜひチェックしてみてください!

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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/

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