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俳優・平方元基が『サンセット大通り』を語る!「おしゃれで色気のある作品」

俳優・平方元基が『サンセット大通り』を語る!「おしゃれで色気のある作品」

J-WAVEの番組『STAGE PIA WE/LIVE/MUSICAL』(ナビゲーター:中井智彦)。8月23日(金)のオンエアでは、俳優の平方元基が登場。ミュージカルの魅力について語った。


■初ミュージカルを振り返る

平方は、2011年に『ロミオ&ジュリエット』のティボルト役でミュージカルデビュー。それ以来『エリザベート』『マイ・フェア・レディ』『サンセット大通り』など、数多くの作品に出演している。

平方は、『ロミオ&ジュリエット』ティボルト役のオーディションを受けるまでは、ほとんどミュージカルを観たことがなかったそうだ。楽譜の読み方も歌に感情をのせるという感覚もわからないまま「とりあえず耳で覚えたものを披露するしかなかった」と振り返る。

中井は、平方がベンヴォーリオ役で出演した2013年のミュージカル『ロミオ&ジュリエット』を観たことがあり、劇中で携帯電話が出てくるなど、演出家・小池修一郎が手掛けた「奇抜で現代的な演出が印象的だった」と明かした。

中井:若いエネルギーが、若者の闘いを表しているなと感じました。
平方:小池先生は若い俳優を見つけて育てる力が凄いんだと思います。それって演出家としては怖い部分でもあるわけですけど、僕もそこで拾っていただきました。小池先生の作品で初めてミュージカルに挑戦する人はすごく多いと思うんです。だからこそ、エネルギッシュな舞台になるんだと思います。

舞台のツラ(前方の端)には、役者の立ち位置がわかるように番号がふってあり、稽古で小池に「3番に立て」と言われた平方は、その意味がわからず3枚目の板の上に立って激怒されたという初々しいエピソードも飛び出した。

【radikoで聴く】平方元基『本当の俺じゃない』

■鈴木裕美が手掛ける『サンセット大通り』

続いて『サンセット大通り』の出演を振り返った。『サンセット大通り』は、サイレント映画の大女優としてかつて活躍していたノーマ・デズモンドの屋敷に、借金取りに追われた売れない脚本家のジョー・ギリスが逃げ込み、ジョーが一攫千金のためにノーマを利用することを思い付く、というストーリーだ。

『サンセット大通り』2012年の日本初演を観た平方は「なんておしゃれで、なんて色気のある作品なんだ」と感じたそうで、「アンドリュー・ロイド=ウェバーの作品に出たい」と思うようになったと明かす。そして、2015年の再演『サンセット大通り』でジョー・ギリス役を見事勝ち取った。

『サンセット大通り』の演出は、ミュージカルのみならずストレートプレイも多く手がけた鈴木裕美が担当。そのため「芝居の要素が強いミュージカルに仕上がった」と平方は振り返る。

劇中でノーマが歌う『With One Look』や『As if we never said goodbye』について平方は「聴いたことがあるような懐かしさもはらんでいるんですけど、絶対に聴いたことがないパンチのある女優感が出ている」と絶賛。中井はこのコメントを受けて「ストレートプレイの鈴木さんが演出をすることで(女優感が)より浮き上がっているのかなと思う」と分析した。

そんな『サンセット大通り』の再々演が、2020年3月14日(土)~29日(日)まで東京国際フォーラム ホールCにて開催される。再び鈴木が演出を務め、平方がジョーを演じる。ぜひチェックしてみてほしい。

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【番組情報】
番組名:『STAGE PIA WE/LIVE/MUSICAL』
放送日時:毎週金曜 22時30分-23時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/musical/

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