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すぐ寝られるのは、実は危険な「病的な眠気」 良質な睡眠をとるには

すぐ寝られるのは、実は危険な「病的な眠気」 良質な睡眠をとるには

寝苦しい夜が続く。布団に入ってから寝入るまで、どのくらい時間がかかるだろうか。「睡眠の充実度と、眠りにつくまでの時間の関係」を、快眠セラピストの三橋美穂が解説した。

【8月5日(月)『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』の「SUNSTAR PLEASURE PICK UP!」】
http://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20190805063209


■脂肪や糖分の摂取量が多いと時間がかかる

まずは三橋さんから、こんな問題が出された。

Q:睡眠の質がよく、日々の睡眠が充実している場合、布団に入ってからどれくらいの時間で眠りにつくか?

1.8分以内
2.10分から20分くらい
3.29分くらい


正解は2番で、日々の睡眠時間が十分足りている場合、布団に入ってから寝入るまでに10分から20分ほどかかるのが普通。

三橋:5分で眠りについて翌日も元気に過ごす人もいますが、現在の睡眠障害の検査基準では、「8分以内に眠れるのは"病的な眠気"」とされています。すぐに眠れる、いつでもどこでも眠れる、というのは実は危険な状態です。また、脂肪や糖分の摂取量が多いと、寝入るまでに平均29分も時間がかかり、深い睡眠も減り、中途覚醒が増加する乱れた睡眠になるという調査結果もあります。

睡眠の質をアップさせるためには、夕食に食物繊維を多く摂るのがおすすめ。寝付きがスムーズになり、深い睡眠が増えるとのこと。

ちなみに、最も健康リスクが小さいといわれる睡眠時間は、7時間から8時間と言われている。

三橋:「6時間睡眠を10日間続けた人は、1日徹夜した人と同じレベルまでパフォーマンスが下がる」という報告もあります。平日に不足した睡眠を補うためには、週の半ばに早寝をすることが有効です。"睡眠負債"を少しでも返せば、大きくたまることもありません。

■おすすめは熱いシャワーとアロマ

そこで、朝スッキリと目覚めるための方法を訊いた。

三橋:おすすめは、熱めのシャワーを浴びること。42度くらいのシャワーを浴びると、交換神経が刺激されて目が覚めます。この時、アロマの精油を1滴から2滴、お風呂の床にたらすのもおすすめです。レモンやローズマリー、ペパーミントなどスッキリする香りで、嗅覚からも脳を刺激しましょう。

さらに音楽やラジオをかけるのもおすすめで、「リズミカルな音楽やお気に入りのラジオ流して、聴覚からも脳を刺激しましょう」とのことだ。ぜひ、寝起きのお供にラジオを聴いて、スッキリ覚醒してみてはいかがだろうか。

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【番組情報】
番組名:『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tmr

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