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TENDRE、きらびやかで温かみのあるサウンドに仕上がった最新EP『IN SIGHT』

TENDRE、きらびやかで温かみのあるサウンドに仕上がった最新EP『IN SIGHT』

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)のワンコーナー「SONAR TRAX」。J-WAVE がプッシュしている楽曲20曲の中から毎日1曲をピックアップして掘り下げ、今聴くべきアーティスト、ネクストブレイクアーティストを紹介。9月16日(月・祝)のオンエアでは、TENDREの『VARIETY』をピックアップした。


■きらびやかで温かみのあるサウンドが作れた

河原太朗のソロ・プロジェクト、TENDRE。今年6月に開催された東名阪ワンマン・ツアーは追加公演も含め、全公演ソールドアウト。国内の主要フェスにも続々と出演するなど、今、大注目だ。今回、SONAR TRAXに選ばれた楽曲『VARIETY』は、10月2日(水)にリリースされるEP『IN SIGHT』の収録曲。まずは、このEPについて訊いた。

TENDRE:制作は6月の半ばくらい、ツアーファイナル後すぐにレコーディングに入りました。変わらず主な楽器はすべて自分でやりましたが、今回はいつもライブでドラムを叩いてくれている松浦大樹くんやコーラスのAAAMYYYをレコーディングに呼んで、自分が鳴らす以外の音を入れたらどんな感じになるかなっていうチャレンジをしてみたところ、すごくいい雰囲気になりました。前回のアルバムからまたちょっと自分の中の視界が広がったというか、きらびやかで温かみのあるサウンドが作れたんじゃないかなと感じています。

SONAR TRAXに選ばれた『VARIETY』は、どんな曲になったのだろうか。

TENDRE:TENDREを始めてからいろいろ思うことがあって。めまぐるしく流行りや風潮が入れ替わる時代の中で、流され過ぎず、自分らしくいるにはどうあるべきか、何をしていくべきか、っていうのをすごく考えていました。いろんな抗いや野心を、個人的にはポジティブに込められた曲になっているかなと思います。演奏は全て自分でしていて、パーカッションを入れてみたり。もともとベーシストなので、踊っているようなうねりを意識したベースにしたり。ダンサブルな曲を作りたいなという思いが反映された曲になったんじゃないかなと。先日、公開したMVも「ゆるいダンスだね」ってよく言われます。おのおの好きに踊れたらいいんじゃないかなと思い、ちょっとふざけたゆるい感じになりました。

・TENDRE『VARIETY』MV
https://youtu.be/mlOnuZU0DwY

このMVは、NY在住の映像クルー・Margt(マーゴ)がディレクションを務めて制作された。コミカルながら、メッセージが込められた作品になっている。

曲を聴いたあっこゴリラは「ほんとTENDREってイントロで掴むのうますぎじゃないですか。個人的には、TENDREの曲で一番好きです。このオリエンタルな雰囲気が好きですね」と述べた。

TENDREは、10月からツアーがスタートする。東京は、11月15日(金)に恵比寿「LIQUIDROOM」で開催。こちらはSOLD OUTとなっているが、追加公演が11月18日(月)に同じ会場で決定している。

TENDRE:今回のツアーも、これまでフェスなど一緒に回ってくれた頼もしい仲間とともに、パフォーマンスを思う存分発揮したいと思っています。さらに今回はTENDREの新しい可能性を見出せたらなとすごく思っているので、普段と違う楽器をやってみたり、ギター以外にもサックスを吹いてみたり、もしくは楽器を持たなかったり、そういうことを遊びながら試しつつ、新しいパフォーマンスを見せられたらと思います。楽しみにしていてください。


リリース情報やライブ情報など、TENDREの公式サイトをチェック!


【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/

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