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松任谷由実、子ども時代の“マセていた”思い出とは?

松任谷由実、子ども時代の“マセていた”思い出とは?

J-WAVEで放送中の番組『RADIO DONUTS』(ナビゲーター:渡辺 祐・山田玲奈)のワンコーナー「VOLVO DESIGN YOUR LIFE」。8月21日(土)のオンエアでは、ユーミンこと松任谷由実が登場。デビュー当時の思い出や配信リリースされた新曲『深海の街』を語った。

【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年9月28日28時59分まで)


■子ども時代、米軍基地で...

松任谷は1954年、八王子の呉服店に生まれた。10代から音楽を求めて都心によく出ていたという。当時、かまやつひろしやザ・フィンガーズと知りあい、14歳の松任谷が遊びで作った曲を業界につないでくれたことがきっかけで、デビューが決まった。その頃に松任谷がよく聴いていた音楽は「ほとんどが洋楽だった」という。その理由は......。

松任谷:家の近くに米軍基地がいくつかありました。幼なじみがいて、車のうしろの席に潜り込むと中まで入れたんです。60年代後半はベトナム戦争が激化していて、ロックもすごかった。基地の中のレコード売り場が安くて宝の山でした。だから、子どもの頃に知り合った音楽関係者は、私をパシリにして「レコードを買ってきて」と言うんです。でも私はマセていたので「これが面白いよ」と薦めることもありました。

当時の東京の面白さを「SNSも携帯もない、情報を入手するのが困難な時代ですけど、六本木や原宿でエッジーなお店だけが夜の暗闇のなかでポツンと光ってるので見つけやすかった」と振り返った。

番組では、松任谷の思い出の曲としてElton John『Goodbye Yellow Brick Road』を流した。


■10年後のユーミンは?

9月18日にリリースされた松任谷の新曲『深海の街』は、ニュース番組『ワールドビジネスサテライト』(テレビ東京系)のエンディングテーマ曲として書き下ろされた。松任谷は、同番組をよく観ていたということもあり「ご依頼前から『私だったらこういう曲を作るわ』って思ってたんです。そうやって周りに呟いてるとひたひたと伝わるんですね」と話した。

松任谷:テレビの前で水割りやビールでも飲んで、脳内ドライブをするような、アーバンな夜景を泳いでいる自分を感じてもらえれば。

松任谷は、荒井由実時代の楽曲も含む、これまでに発表した全423曲のハイレゾ音源の配信をスタートさせた。2020年2月2日(日)~19日(水)には、1981年から開催されている恒例の冬のコンサート「松任谷由実 SURF&SNOW in Naeba Vol.40」が決定している。

最後に、10年後について訊くと、松任谷は「私は目前の山を全力で登るタイプ。映像でもステージでも、ニューテクノロジーをハイブリッドさせていったりするのかな」と新しい試みにも意欲的だった。

『RADIO DONUTS』のワンコーナー「VOLVO DESIGN YOUR LIFE」では、さまざまなゲストを招き、その人の過去・現在・未来に迫る。放送は毎週金曜の9時10分頃から。お楽しみに。

【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年9月28日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:『RADIO DONUTS』
放送日時:毎週土曜 8時-12時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/radiodonuts/

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