J-WAVEで放送中の番組『RADIO DONUTS』（ナビゲーター：渡辺 祐・山田玲奈）のワンコーナー「VOLVO DESIGN YOUR LIFE」。10月12日（土）のオンエアでは、怒髪天の増子直純が登場。10月16日（水）発売の35周年記念盤『怒髪天』やこれまでの歩みを語った。
【この記事の放送回をradikoで聴く】（2019年10月19日28時59分まで）
■バンドを趣味で続けていこうと思っていた
増子は、1966年生まれ北海道出身。子ども時代は「絵に書いたようなやんちゃな子」だったそうで「ヒーローものと『週刊少年ジャンプ』の影響で"男たるものは"という我慢比べは負けたことがない」と振り返った。音楽に目覚めたきっかけは？
増子：バンドを始めたのは高校生ですけど、小中学生くらいからベスト10番組とか歌謡曲が好きでした。あと、KISSも好きでしたね。あのメイクは小学生が好きでしょ。ジーン・シモンズが好きで、KISSのメイクの似顔絵をよく描いてましたよ。さすがに自分ではやりませんでしたよ。丸坊主だったので。
渡辺：高校時代はパンクですよね？
増子：日本のパンクバンド・亜無亜危異（アナーキー）が出てきたのが、中学の終わりくらいで、そこから。ヤンキーとパンクという、その土地の悪いやつらがパンクバンドをやるという。今ならヒップホップとかなんですけど。そういう世代だったので、ヤンキーとのグラデーションで、どこで分けたらいいのかわからないような。最初に組んだパンクバンドもドラムはパンチパーマですからね。全然パンクじゃない。
増子は、プロになろうという意思はなく「パンクバンドって世の中に噛みついてナンボなので、噛みつきまくって『お代をお願いします』っていうのも変な話でしょ。好き勝手にやりたかったので、半分仕事をしながらバンドを趣味で続けていこうと思っていたんです」と語った。
■大河ドラマ『いだてん』出演中！
ゲーム好きとしても知られる増子。中学生の頃にインベーダーゲームやファミコンを体験して以来、ゲームを楽しみ続けてきた。また、おもちゃも好きで、特撮映画『ゴジラ対ヘドラ』などに登場するヘドラのソフビ人形などを集めている。「ゲームやって、おもちゃ買って、バンドやって......。これからも続けますよ」と話した。
増子は現在、大河ドラマ『いだてん ～東京オリムピック噺（ばなし）～』（NHK）にて、映画監督・黒澤 明を演じている。増子が以前、脚本家・宮藤官九郎の舞台に出たつながりもあり、宮藤が『いだてん』の脚本を務めると知って「大河俳優って言いたいから、ちょい役で出して」とリクエストしたそうだ。
増子：なかなか決まらないなと思ったら、クドカンは脚本担当でキャスティングの決定権はないから、そらそうだと思って。そうしたら（宮藤が）「NHKの打ち合わせに行ったらキャスティングボードに『黒澤 明・増子直純』って書いてありました」って。「書いてありましたじゃないよ。役がデカすぎるからダメだよ」って言うと「大丈夫です。コントだと思ってもらえれば」って。思えるかっちゅうの。
■「生前葬と言われてます」
怒髪天は、10月16日（水）に35周年記念盤『怒髪天』をリリース。同アルバムのジャケットに、デビューアルバム『怒髪天』の題字を再び使用しており、これは演歌の大御所・北島三郎が書いたものだ。収録されたトリビュート企画『オトナノススメ～35th 愛されSP～』には総勢220名ものゲストが参加。綾小路翔（氣志團）、吉川晃司、田島貴男（ORIGINAL LOVE）、チバユウスケ、山本譲二、渡辺美里、リリー・フランキー、内田勘太郎など、豪華メンバーが次々と登場する。
山田：作るのが大変だったんじゃないですか？
増子：これは、ディレクターが大変でしたね。我々は完成するまでゲストが誰かを一切知らされず、お客さんと完成したものを観るというイベントがあって、感動して泣きました。何回も観て「ありがたいな」と思って。でも何回か観て気付いたんですけど、我々が1回も出てない。忘れてましたね。参加してないんですよ。
渡辺：それも含めて、アーティストや業界関係者に愛され続けて35周年なんですよ。
増子：もう生前葬と言われてますよ。次にこれだけ集まるのは俺が死ぬときしかないぞって（笑）。
怒髪天は、ツアー「怒髪天、もっと！もっと！愛されたくて35年。2019～2020年日本の旅"モノリス=ヅメリス？"」の開催が決定している。東京は、10月19日（土）神田明神ホール（SOLD OUT）、2020年2月1日（土）新木場 STUDIO COASTで行われる。詳細は公式ホームページをチェック。
『RADIO DONUTS』のワンコーナー「VOLVO DESIGN YOUR LIFE」では、さまざまなゲストを招き、その人の過去・現在・未来に迫る。放送は毎週金曜の9時10分頃から。お楽しみに。
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PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」（有料）なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名：『RADIO DONUTS』
放送日時：毎週土曜 8時－12時
オフィシャルサイト：https://www.j-wave.co.jp/original/radiodonuts/
【この記事の放送回をradikoで聴く】（2019年10月19日28時59分まで）
■バンドを趣味で続けていこうと思っていた
増子は、1966年生まれ北海道出身。子ども時代は「絵に書いたようなやんちゃな子」だったそうで「ヒーローものと『週刊少年ジャンプ』の影響で"男たるものは"という我慢比べは負けたことがない」と振り返った。音楽に目覚めたきっかけは？
増子：バンドを始めたのは高校生ですけど、小中学生くらいからベスト10番組とか歌謡曲が好きでした。あと、KISSも好きでしたね。あのメイクは小学生が好きでしょ。ジーン・シモンズが好きで、KISSのメイクの似顔絵をよく描いてましたよ。さすがに自分ではやりませんでしたよ。丸坊主だったので。
渡辺：高校時代はパンクですよね？
増子：日本のパンクバンド・亜無亜危異（アナーキー）が出てきたのが、中学の終わりくらいで、そこから。ヤンキーとパンクという、その土地の悪いやつらがパンクバンドをやるという。今ならヒップホップとかなんですけど。そういう世代だったので、ヤンキーとのグラデーションで、どこで分けたらいいのかわからないような。最初に組んだパンクバンドもドラムはパンチパーマですからね。全然パンクじゃない。
増子は、プロになろうという意思はなく「パンクバンドって世の中に噛みついてナンボなので、噛みつきまくって『お代をお願いします』っていうのも変な話でしょ。好き勝手にやりたかったので、半分仕事をしながらバンドを趣味で続けていこうと思っていたんです」と語った。
■大河ドラマ『いだてん』出演中！
ゲーム好きとしても知られる増子。中学生の頃にインベーダーゲームやファミコンを体験して以来、ゲームを楽しみ続けてきた。また、おもちゃも好きで、特撮映画『ゴジラ対ヘドラ』などに登場するヘドラのソフビ人形などを集めている。「ゲームやって、おもちゃ買って、バンドやって......。これからも続けますよ」と話した。
増子は現在、大河ドラマ『いだてん ～東京オリムピック噺（ばなし）～』（NHK）にて、映画監督・黒澤 明を演じている。増子が以前、脚本家・宮藤官九郎の舞台に出たつながりもあり、宮藤が『いだてん』の脚本を務めると知って「大河俳優って言いたいから、ちょい役で出して」とリクエストしたそうだ。
増子：なかなか決まらないなと思ったら、クドカンは脚本担当でキャスティングの決定権はないから、そらそうだと思って。そうしたら（宮藤が）「NHKの打ち合わせに行ったらキャスティングボードに『黒澤 明・増子直純』って書いてありました」って。「書いてありましたじゃないよ。役がデカすぎるからダメだよ」って言うと「大丈夫です。コントだと思ってもらえれば」って。思えるかっちゅうの。
■「生前葬と言われてます」
怒髪天は、10月16日（水）に35周年記念盤『怒髪天』をリリース。同アルバムのジャケットに、デビューアルバム『怒髪天』の題字を再び使用しており、これは演歌の大御所・北島三郎が書いたものだ。収録されたトリビュート企画『オトナノススメ～35th 愛されSP～』には総勢220名ものゲストが参加。綾小路翔（氣志團）、吉川晃司、田島貴男（ORIGINAL LOVE）、チバユウスケ、山本譲二、渡辺美里、リリー・フランキー、内田勘太郎など、豪華メンバーが次々と登場する。
山田：作るのが大変だったんじゃないですか？
増子：これは、ディレクターが大変でしたね。我々は完成するまでゲストが誰かを一切知らされず、お客さんと完成したものを観るというイベントがあって、感動して泣きました。何回も観て「ありがたいな」と思って。でも何回か観て気付いたんですけど、我々が1回も出てない。忘れてましたね。参加してないんですよ。
渡辺：それも含めて、アーティストや業界関係者に愛され続けて35周年なんですよ。
増子：もう生前葬と言われてますよ。次にこれだけ集まるのは俺が死ぬときしかないぞって（笑）。
怒髪天は、ツアー「怒髪天、もっと！もっと！愛されたくて35年。2019～2020年日本の旅"モノリス=ヅメリス？"」の開催が決定している。東京は、10月19日（土）神田明神ホール（SOLD OUT）、2020年2月1日（土）新木場 STUDIO COASTで行われる。詳細は公式ホームページをチェック。
『RADIO DONUTS』のワンコーナー「VOLVO DESIGN YOUR LIFE」では、さまざまなゲストを招き、その人の過去・現在・未来に迫る。放送は毎週金曜の9時10分頃から。お楽しみに。
【この記事の放送回をradikoで聴く】（2019年10月19日28時59分まで）
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【番組情報】
番組名：『RADIO DONUTS』
放送日時：毎週土曜 8時－12時
オフィシャルサイト：https://www.j-wave.co.jp/original/radiodonuts/
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