J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』（ナビゲーター：あっこゴリラ）のワンコーナー「SONAR'S ROOM」。毎週木曜日はmiletが影響を受けたカルチャーや音楽について語る。10月31日（木）はmiletが「最近ビビっときた曲」をテーマに選曲した。
■チョイ悪なKing Princessの1曲
・King Princess『Hit the Back』
milet：彼女はMark Ronsonのレーベルで契約をした最初のアーティストなんですよね。わかる。才能と色気とクールな独特な感じが漂ってきますよね。音楽と刺激に満ちた生活をしていたんだろうなと、サウンドからもなんとなくわかるじゃないですか。お父さんがスタジオで働いていて、彼女も子どものころから一緒にスタジオで過ごしていたんですって。スタジオに来るアーティストたちと遊んだり、音楽を楽しんだり、刺激を受けながら過ごしてきたってことで。そんな貴重な経験ができるってすごいですよね。
miletはKing Princessのチョイ悪な部分にも心惹かれているそう。
milet：サウンドからしてもチョイ悪な感じがするところが好き。ちょっと生意気で、そこがすごくいい。でも堂々としていて音楽は正統派で、メロディも美しいし、リリックも独特で他にないような言葉遣いをしたり単語を使ったりするところが、思わず口に出したくなる。この曲のなかでも、男性に対して「全部お見通しだからね」っていう歌詞があって、そのスタンスが彼女は相変わらず突き抜けていて面白いなと思います。相手の男性を一応リスペクトはしているけど「言いたいことがあるならはっきり言ってみなよ！」っていう勢いがあるよね。言ったら言ったで「生意気言ってるんじゃないよ」って、はたかれる。そんな主導権を握られている感じがします。実際音楽でも、彼女のフローとビートに完全に持っていかれて主導権を握られているから、聴き手としても気持ちいいぐらいに心を持っていかれちゃっています。彼女の曲を聴くと、自分がMなんじゃないかって思わせられます。
■姉妹ユニットHARLEQUIN GOLD
・Harlequin Gold『Baby Blue』
milet：私もイチオシでずっと聴いている彼女たち。姉妹ですごいですよね、私は妹と音楽ユニットを組みたくない（笑）。姉妹で組むことの強みを話していたことがあって、それがすごく面白かったんですよね。近いからこそ言い合えるのはいいよね。私もソロだけど、周りの人との関係性を崩さないように、うまくやる。それもすごく大事な人間関係だと思うんですけど、あえて言いたいことをね。強さも含めて「私はこういう気持ちで言っている」っていうのが伝えやすいっていうのは、とっても大事なことだと思う。そうなるとやっぱり姉妹とかいいな。
しかし他にも、姉妹ならでは強みがあるという。
milet：歌を聴くと、姉妹の強みは他にも歌声にも出ていると思いますね。もちろん同じ声ではないんですけど、声の太さやフォールの落ち方の癖とかが全く同じで、息がぴったりで聴いてて、同じ人が歌っているようなハーモニーをしているような感じに錯覚をします。この曲みたいに2人がハモっている歌っていうのが彼女たちの曲には多くて、そうなってくると同じテンションで同じ息で歌うっていうのは大事なことですよね。だから聴いててすごく気持ちがいいんです。姉妹で妹と組む、まあちょっとキツいかな。私は妹が強いので怖いなあ（笑）。でも、意見を尊重しあえて正直に言い合えるっていうのはバンドやグループ内で大事だろうな。そして、なによりバックステージとかでも楽しいでしょうね。うらやましい、そのまま演奏に出ますし。ソロもソロですごく楽しいですよ（笑）。そこは聴いててわかると思うけど、私も自由にやらせていただいています。
番組ではその後、11月6日にリリースの EP『Drown / You & I』から『You & I』を初オンエアし、miletが曲への思いを語った。ぜひradikoでチェックしてみてほしい。
J-WAVE『SONAR MUSIC』のワンコーナー「SONAR'S ROOM」では、月曜から木曜まで日替わりのアーティストがその日のテーマにまつわるトークを展開。時間は22時30分から。お楽しみに！
【この記事の放送回をradikoで聴く】（2019年11月7日28時59分まで）
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」（有料）なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名：『SONAR MUSIC』
放送日時：月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト： https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
■チョイ悪なKing Princessの1曲
・King Princess『Hit the Back』
milet：彼女はMark Ronsonのレーベルで契約をした最初のアーティストなんですよね。わかる。才能と色気とクールな独特な感じが漂ってきますよね。音楽と刺激に満ちた生活をしていたんだろうなと、サウンドからもなんとなくわかるじゃないですか。お父さんがスタジオで働いていて、彼女も子どものころから一緒にスタジオで過ごしていたんですって。スタジオに来るアーティストたちと遊んだり、音楽を楽しんだり、刺激を受けながら過ごしてきたってことで。そんな貴重な経験ができるってすごいですよね。
miletはKing Princessのチョイ悪な部分にも心惹かれているそう。
milet：サウンドからしてもチョイ悪な感じがするところが好き。ちょっと生意気で、そこがすごくいい。でも堂々としていて音楽は正統派で、メロディも美しいし、リリックも独特で他にないような言葉遣いをしたり単語を使ったりするところが、思わず口に出したくなる。この曲のなかでも、男性に対して「全部お見通しだからね」っていう歌詞があって、そのスタンスが彼女は相変わらず突き抜けていて面白いなと思います。相手の男性を一応リスペクトはしているけど「言いたいことがあるならはっきり言ってみなよ！」っていう勢いがあるよね。言ったら言ったで「生意気言ってるんじゃないよ」って、はたかれる。そんな主導権を握られている感じがします。実際音楽でも、彼女のフローとビートに完全に持っていかれて主導権を握られているから、聴き手としても気持ちいいぐらいに心を持っていかれちゃっています。彼女の曲を聴くと、自分がMなんじゃないかって思わせられます。
■姉妹ユニットHARLEQUIN GOLD
・Harlequin Gold『Baby Blue』
milet：私もイチオシでずっと聴いている彼女たち。姉妹ですごいですよね、私は妹と音楽ユニットを組みたくない（笑）。姉妹で組むことの強みを話していたことがあって、それがすごく面白かったんですよね。近いからこそ言い合えるのはいいよね。私もソロだけど、周りの人との関係性を崩さないように、うまくやる。それもすごく大事な人間関係だと思うんですけど、あえて言いたいことをね。強さも含めて「私はこういう気持ちで言っている」っていうのが伝えやすいっていうのは、とっても大事なことだと思う。そうなるとやっぱり姉妹とかいいな。
しかし他にも、姉妹ならでは強みがあるという。
milet：歌を聴くと、姉妹の強みは他にも歌声にも出ていると思いますね。もちろん同じ声ではないんですけど、声の太さやフォールの落ち方の癖とかが全く同じで、息がぴったりで聴いてて、同じ人が歌っているようなハーモニーをしているような感じに錯覚をします。この曲みたいに2人がハモっている歌っていうのが彼女たちの曲には多くて、そうなってくると同じテンションで同じ息で歌うっていうのは大事なことですよね。だから聴いててすごく気持ちがいいんです。姉妹で妹と組む、まあちょっとキツいかな。私は妹が強いので怖いなあ（笑）。でも、意見を尊重しあえて正直に言い合えるっていうのはバンドやグループ内で大事だろうな。そして、なによりバックステージとかでも楽しいでしょうね。うらやましい、そのまま演奏に出ますし。ソロもソロですごく楽しいですよ（笑）。そこは聴いててわかると思うけど、私も自由にやらせていただいています。
番組ではその後、11月6日にリリースの EP『Drown / You & I』から『You & I』を初オンエアし、miletが曲への思いを語った。ぜひradikoでチェックしてみてほしい。
J-WAVE『SONAR MUSIC』のワンコーナー「SONAR'S ROOM」では、月曜から木曜まで日替わりのアーティストがその日のテーマにまつわるトークを展開。時間は22時30分から。お楽しみに！
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番組名：『SONAR MUSIC』
放送日時：月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト： https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
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