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悩みがあってモヤモヤする…解決する「たった一つの方法」とは

悩みがあってモヤモヤする…解決する「たった一つの方法」とは

J-WAVEの番組『TAKRAM RADIO』(ナビゲーター:渡邉康太郎)。東京とロンドンを拠点に、人工衛星から和菓子まで幅広くものづくりに取り組むデザインファームTakramの渡邉康太郎が、未来を切り開くインスピレーションを伝える番組。10月31日(木)のオンエアでは、慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパス(SFC)の渡邉のサブゼミに参加する学生から寄せられた質問や悩みに渡邉が答えた。

【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年11月7日28時59分まで)


■モヤモヤ期から抜ける方法

渡邉は仕事で多くの人が抱える「悩み」について語った。

渡邉:Takramで働く人でもいわゆるモヤモヤ期のようなものがあり、悩む人もいます。そういう場合、Takramでは仕事の「越境」を勧めています。例えばデザインだけではなく、プログラミングもやってみるなど、押しつけるわけではないけど、二刀流、三刀流になってみることを応援しています。

一方で、仕事の越境をする時に、「1つを極める道もあるのに、2つにすると中途半端になるのでは」と悩む人も多いという。

渡邉:言葉遊びみたいに聞こえるかもしれないけど、その悩みの解決策は「悩まない」こと。悩みには何ももたらすものはなく、答えもない。だから悩みなんです。問題とも違って解けるものではないから、考え続けて何かに至れない。だからモヤッとしている。そういったモヤモヤ期から抜けるには「モヤモヤしない」しか方法がないんです。

モヤモヤ期から抜ける実際の方法は手を動かしたり、やってみたりするしかないと渡邉は言う。

渡邉:「1つに専念せず、2つのことをやっていいんだろうか」とモヤモヤした時に、選べる道は2つ。1つの道に集中するか、2つに集中するか。動きのなかで初めて分かってくることがあるはずです。
学生:渡邉さんはモヤモヤ期がありましたか?
渡邉:僕は毎日モヤモヤしている(笑)。どちらかというと、現在進行形でモヤモヤしていると思いますね。


■やりたいこと仕事の両立はできるか?

学生の「渡邉さんのように、やりたいことと仕事を両立する方法は?」という質問に、渡邉はこう答えた。

渡邉:やりたいことと経済的に成立することを1つにできるって最高だよね。それを僕自身がそれをうまくできているかと言うと、まだまだ道半ば。でも、やりたいことを仕事に込めることはできますよね。自分がやりたいことの芯を忘れなければ、少しずつやりたいことが歩み寄ってくるのかもしれない。

ただ、仕事以外でやりたいことを満たす人もいるし、仕事ではやりたいことができないと考える人もいるのも事実。渡邉自身も日々やりたいことを諦めそうになると明かす。

渡邉:だから、日々の仕事の中でやりたいことをするのは結構難しいけど、発信し続けることが大切だと思っています。まだ、やりたいことだけでは食べられていないけど、言い続ければ何か伝わる人がいます。だから小さい声でも発信し続けることが大切だと思います。

番組では、他にも進路の悩みなど渡邉が学生たちからの質問に答えた。ぜひradikoでチェックしてほしい。

『TAKRAM RADIO』の放送は毎週木曜の26時30分から。お楽しみに!

【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年11月7日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:『TAKRAM RADIO』
放送日時:毎週木曜 26時30分-27時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/takram/

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