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超簡単「インフルエンザ対策」を医師が伝授! 手のひらを太陽に

超簡単「インフルエンザ対策」を医師が伝授! 手のひらを太陽に

12月に入って寒さも本格的になり、インフルエンザ流行のニュースを耳にすることが多くなってきた。ワクチン接種以外に、どんな予防対策があるのか。医師で医療ジャーナリストの森田豊さんが、手軽にできるインフルエンザの予防法を指南した。

【12月2日(月)『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』(ナビゲーター:別所哲也)の「SUNSTAR PLEASURE PICK UP!」】


■手のひらを太陽に15分あてるだけ

インフルエンザ予防に効果があると報告されているビタミンD。キノコなどに多く含まれているが、日光浴を行うことで体内でも作ることができるという。

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森田さんは日光浴の時間と太陽の光の浴び方についてポイントを説明した。

森田:環境省によりますと、体に必須なビタミンDを作るのに必要な日光浴は、両手の甲の大きさだと日なたでおよそ15分、日陰だとおよそ30分。WHO世界保健機関の調査では、顔と両手、両腕で夏ならおよそ5分から15分の照射時間が必要とされています。全身で浴びる必要はありません。朝、窓のカーテンを開けて手の甲ほどの大きさを太陽に15分ほどあてるのがおすすめです。童謡の『手のひらを太陽に』でインフルエンザ予防ができるんですね。


■マスク+手洗いで予防強化

インフルエンザ予防に欠かせないアイテムのひとつがマスク。街中ではマスクをしている人、していない人どちらも見かける。森田さんはマスクの予防効果についてエビデンスをもとに語った。

森田:マスクの予防効果について、アメリカのミシガン大学が実施した研究があるんです。インフルエンザの流行期に、大学寮に住む健康な学生を、マスク着用のグループ、マスク着用と手洗いのグループ、そして何もしないグループの3つに分けて、インフルエンザの症状を起こす人がどれだけ出るかを調べました。何もしなかったグループでは時間が経つにつれて発症者が増えたのに対し、マスク着用のグループの発症は減少。マスク着用と手洗いを行ったグループではさらに減ったということなんです。この研究結果も予防の参考にしてください。

日ごろ行っているインフルエンザ対策に、1日15分の日光浴とマスクに手洗いを加えて予防を強化しよう。

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『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』のワンコーナー「SUNSTAR PLEASURE PICK UP!」では、日々の生活をポジティブにする「健康」と「美」のトピックスを様々な視点で紹介している。放送は月曜~木曜の6時30分頃から。お楽しみに!

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【番組情報】
番組名:『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/tmr 

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