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天候が悪い…気持ちが沈むのは「ビタミンD不足」かも!  意識的に摂取したい食材は?

天候が悪い…気持ちが沈むのは「ビタミンD不足」かも! 意識的に摂取したい食材は?

寒い季節に、「体がだるくて起きるまで時間がかかる」「ちょっとしたことでカチンとする」など、体調や心の状態に変化がある場合、食事が影響している可能性もある、管理栄養士の川端理香さんが、「仕事のパフォーマンスが劇的に上がる食事のスキル」を解説した。川端さんは元日本オリンピック委員会強化スタッフとして活動し、3万人以上のトップアスリートの栄養サポートを行っている。

川端さんが登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』のワンコーナー「SAWAI SEIYAKU SOUND CLINIC」 (ナビゲーター:サッシャ・増井なぎさ)。11月27日(水)のオンエア。


■寒い日に「いつまでも寝ていたい」のは食生活が原因?

川端さんによると、冬には冬に合った食べ方があるという。それを実践しないと、落ち込みやすくなったり、風邪を引きやすくなったりしてしまう。この時期に意識して摂取したのは、ビタミンDだ。

川端:少し前まで、ビタミンDは「カルシウムの吸収を助ける」といった程度の働きしかないと思われていましたが、現在では違います。たとえば、筋肉をつけるためにも大事だったり、体調の全てに関わっていたりするとも言われて、注目され始めた栄養素です。

ビタミンDは食物から摂取しなくても、日光に当たることで体内に作られる。あえて食事によって摂取することに、どんなメリットがあるのだろうか。

川端:なぜ冬場にビタミンDを食事で摂取することが大事なのかというと、天気が悪いときや日照時間が短い時期は、ビタミンDを体内で作ることができないからです。いつも以上に食べるようにしないと、さきほど言ったように「気持ちが落ち込みやすい」「体がだるい」といった状態になりがちなんです。よく冬になると「自分はすごく精神的に落ち込みやすい性格なんだ」と言う方がいますが、もしかしたら冬場の食べ方を知らないだけで、もともとビタミンD不足でそういう状態になっているということが意外にあります。

川端さんによると、ビタミンDを摂取するためには以下の食材が有効だという。

・卵
・シラス
・サーモン
・シャケ
・サバ

川端: これらを1日1食でもいいですし、2日に1回でもいいんですが、なるべく取り入れるようにしていくと、ビタミンDがしっかり摂取できます。たとえば卵だったら冷蔵庫に入れておけばすぐに食べられますし、魚の場合は焼くのが面倒くさいと思うかもしれませんが、缶詰でも構いません。天気が悪い場合は、朝にそういったものを食べてから仕事に行くのはいいことだと思います。


■女性は特にビタミンD不足に注意

最後に川端さんは、女性は特にビタミンD不足に気を付けるべきだと警鐘を鳴らした。

川端:女性の場合は、年間を通して8割から9割はビタミンD不足と言われています。なぜかと言うと、日焼け止めを塗っているために、自分の身体でビタミンDが作れないから。だから食事で意識をしなければいけないのですが、実践されていない方は意外と多いです。だから体調が思わしくなかったり、「ちょっと疲れやすくなった」という方は積極的にビタミンDの摂取を意識するといいと思います。

J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「SAWAI SEIYAKU SOUND CLINIC」では、オンタイムのパフォーマンスアップにつながるヒントを処方。放送は毎週月曜日から木曜日の10時54分ごろから。お楽しみに!

【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年12月4日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:『STEP ONE』
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/stepone

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