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冬は「豚肉」「黒いもの」を食べよう! そのワケを“ゆるゆる漢方家”が語る

画像素材:PIXTA

冬は「豚肉」「黒いもの」を食べよう! そのワケを“ゆるゆる漢方家”が語る

体を温めるのにエネルギーを使う冬は、季節の中でも体への負担が大きくなる時期だという。生活に取り入れやすい漢方情報を発信しているゆるゆる漢方家・櫻井大典に冬場を元気に過ごすためのポイントを伺った。

【1月14日(火)『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』(ナビゲーター:別所哲也)の「SUNSTAR PLEASURE PICK UP!」】


■冬は「腎」のダメージが大きい季節

寒さで体がちぢこまり、血流が悪くなる冬。冷えや血流不足で体へのダメージが心配される季節だという。

櫻井:冬は、体の水分バランスの調整や体を温める働きをする「腎(じん)」がダメージを受けやすい季節なんですね。この「腎」は体のストーブであり、ダムである場所ともいえるでしょう。また「腎」は生命力のタンクとも呼ばれ、ここが弱ると冷えとかほてり、のぼせ以外にも気力がわきにくい、足腰が弱る、生殖能力や記憶力の低下などが起こる「腎虚(じんきょ)」という状態が現れてしまいます。

■腎を元気にする「補腎」食材

中国では「腎」を補うと書いて「補腎(ほじん)」。冬の食養生の基本とされる補腎対策の食材を聞いた。

櫻井:たとえば、豚肉は「補腎」の食材ですね。豚肉にはうるおいとか栄養を運ぶ血、エネルギーである気を補う作用があります。ほかには黒いもの。この時期はヒジキとか黒豆とかもおすすめですね。豆は腎臓に形が似ているので「腎」を元気にしてくれます。小豆は利尿作用がとても強いのでむくみにもよいですね。またミネラル分が多いアサリやカキなどの貝類も「腎」に優しいとされています。



冬は本来、春に芽吹くためにエネルギーやいろいろなものを貯めておく季節だそうだ。なので、がんばらないことも「冬の養生」になるとのこと。「補腎」食材を日々の料理に取り入れて寒い冬を乗り切ろう。

『クスリごはん ゆるゆる漢方』(星雲社)、『ミドリ薬品漢方堂のまいにち漢方食材帖』(ナツメ社)など多くの著書を持つ櫻井は、自身のTwitterでも漢方を取り入れて元気に過ごす方法を投稿している。要チェック!

『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』のワンコーナー「PLEASURE PICK UP!」。毎週火曜日は「食」に フォーカスしています。放送時間は6時30分頃から。お楽しみに!

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【番組情報】
番組名:『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/tmr

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