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「日本一残業の少ないIT企業」の代表が語る、業務効率化の第一歩は?

「株式会社アクシア」の代表、米村歩さん

「日本一残業の少ないIT企業」の代表が語る、業務効率化の第一歩は?

J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』のワンコーナー「SAWAI SEIYAKU SOUND CLINIC」 (ナビゲーター:サッシャ・増井なぎさ)。1月8日(水)のオンエアでは、「残業をなくして仕事の効率をアップさせる方法」について、日本一残業の少ないIT企業「株式会社アクシア」の代表、米村歩さんに訊いた。


■業務効率化のスタートは「仕事の見える化」

初回のテーマとして「残業ゼロに向けた、仕事の見える化」を掲げた米村さん。業務効率化のために、まずは指標を作ることが大切なのだという。

米村:マネジメントをする上で重要なポイントのひとつが「見える化」となります。具体的な内容ですが、スケジュール、生産性、営業成績、顧客対応状況、目標、その他いろいろなものが「見える化」の対象となります。いろいろと仕事をする上で、これらが見えていないと指標となるものがないので、こういったものを「見える化」していくところから、業務効率化をスタートさせます。私の会社で残業をゼロにするときも、まずは生産性を「見える化」するところから始めました。最近だと、残業ゼロ以外にも有給消化率を100パーセントにするための取り組みをずっと続けてきたのですが、まずは有給取得状況の「見える化」を始めました。


■「見える化」は、メモを残すなどの簡単なところから

米村さんは「見える化」については簡単な取り組みから始められるとして、具体的な取り組みについてもレクチャーをした。

米村:最初は、システム構築をするなどの難しいことをやる必要は全くなくて、まずは「メモに残す」など、個人でもできるような簡単なところから、気軽に「見える化」を始められます。そこから少しずつアプリやクラウドサービスなどを使って効率化を進めていけば、よいかと思います。具体的な「見える化」の取り組みですが、たとえばスケジュールをチームのメンバーと共有すると、スケジュールをお互いに確認する手間が省けたり、すぐに会議の予約を入れられたりと、いろいろなステップが省略できるようになります。その他にも、たとえば業務の達成ライン、必達の数値というのも、チームで明確化して、それを「見える化」しておくことで、チーム全体で目指すべき方向がはっきりして業務効率が上がっていきます。


■クレーム対応にも「見える化」が有効

米村さんは顧客対応についても、情報を共有することによって効率化ができるとアドバイスをした。

米村:「今どういった対応をやっているのか」という状況や、クレームがあったときの情報をシステムなどで共有しておくことで、他の人が対応をするときに情報が「見える化」されていると、スムーズに顧客の対応が行えるようになりますので有効です。

J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「SAWAI SEIYAKU SOUND CLINIC」では、オンタイムのパフォーマンスアップにつながるヒントを処方。放送は毎週月曜日から木曜日の10時54分ごろから。

【この記事の放送回をradikoで聴く】(2020年1月15日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:『STEP ONE』
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/stepone

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