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自販機がサラダを作ってくれる! ビーガンミールへの注目度も影響する海外の事例

自販機がサラダを作ってくれる! ビーガンミールへの注目度も影響する海外の事例

ビジネスからライフスタイルまで、さまざまなアプローチから世界の“今”を紐解く「KONICA MINOLTA GLOBAL SCALE」。『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』のワンコーナーだ。2月6日(木)のオンエアでは、ニューヨークで話題の「ジャーサラダ自動販売機」を紹介した。


■自販機の進化系!? NYでトレンドのジャーサラダ自動販売機

日本全国、至るところで見かける自動販売機。清涼飲料水はもちろん、コンビニ自販機やタバコ、玩具といった多種多様のラインナップが揃う。今や私たちの日常生活に欠かせない存在となった自販機が、アメリカ・ニューヨークで新たに注目を集めている。現地でトレンドとなっているのが、「ジャーサラダの自動販売機」だ。ニューヨーク在住のライター、安部かすみさんが解説した。

安部:最近、ジャーサラダの自動販売機がニューヨーク市内のオフィス街を中心に流行っています。アメリカでは、飲料系やお菓子を除き、自動販売機の文化があまりありません。そこでシカゴのスタートアップが、生のサラダが入ったジャーサラダの自動販売機を開発して、ニューヨークで設置を始めています。今までは、忙しいビジネスマンが手軽に食べられるのはファストフードしかありませんでした。(ジャーサラダの自販機は)気軽にすぐ買えるのでビジネスマンの間で人気を集めています。最新テクノロジーを使って、温度管理も厳密にしています。期限切れのものは、お金を入れても購入できないようなシステムになっているそうです。

忙しい日々のなか、手軽にヘルシーなものが食べられるという点が、ニューヨーカーにウケたようだ。ちなみに、ガラス製のジャーは返却すると返金される仕組み。エコにも配慮した設計となっている。



■世界では“フレッシュ”な自販機が続々登場

ニューヨークのジャーサラダ自販機に限らず、世界では“フレッシュ”な食事を提供する自販機が続々登場。カリフォルニアではコールドプレスジュース、サンフランシスコでは具を選んでその場でサラダを作ってくれる自販機、ブリュッセルではフルーツを選ぶとその場でスムージーを作ってくれる自販機などがあるという。

【JuiceBot(コールドプレスジュース)】


【Sally(その場でサラダを調理)】


【Alberts Smoothie Station(フルーツを選んでスムージーを調理)】

野菜を食べた方が環境負荷が圧倒的に低いという点から、今、世界ではサステナブルな潮流がある。先日開催された第62回グラミー賞授賞式や、現地時間2月9日に開催予定の第92回アカデミー賞授賞式といったアワードセレモニーのレセプションや昼食会、アフターパーティーなど、あらゆるシーンで卵や乳製品、はちみつを含む動物性食品を一切使用しない“ビーガンミール”が採用されている。そういった背景も相まって、“フレッシュ”な自販機が広がりを見せているのかもしれない。

『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』のワンコーナー「KONICA MINOLTA GLOBAL SCALE」では、世界各国の最新ニュースをピックアップ! 放送は月曜~木曜の7時18分頃から。お楽しみに!

【この記事のもとになった放送回をradikoで聴く】(2020年2月13日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/tmr/

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