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ビリー・アイリッシュやThe 1975もファンを公言!“Z世代”を中心に共感を集めるコナン・グレイ

ビリー・アイリッシュやThe 1975もファンを公言!“Z世代”を中心に共感を集めるコナン・グレイ

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)のワンコーナー「SONAR TRAX」。J-WAVEがプッシュしている楽曲の中から毎日1曲をピックアップして掘り下げ、今聴くべきアーティスト、ネクストブレイクアーティストを紹介。3月5日(木)のオンエアでは、Conan Grayの『Maniac』をピックアップ!


■14歳の頃からYouTuberとして活動をスタート

アメリカ・カリフォルニア出身、現在21歳のシンガーソングライター、Conan Gray(コナン・グレイ)。3月20日(金)にリリースが予定されているデビューアルバム『Kid Krow』から、『Maniac』がJ-WAVE SONAR TRAXに選ばれた。番組では、コナン・グレイがどんなアーティストなのか掘り下げて紹介した。



アイルランド人の父と日本人の母を持つ、コナン。小さい頃、広島に住んでいたこともあるという。学生時代は、アジアと北欧の血を引いている文化背景が理由で、イジメのターゲットになったりすることもあったという。父親の仕事の関係で引越しも多く、次第に自分の抱える葛藤を音楽で吐き出すようになっていった。

コナンはもともと、14歳の頃からYouTuberとして活動をスタート。好きな曲のカバー動画などをアップしていたが。大学(UCLA)進学後に発表したオリジナル楽曲『Idle Town』がレコード会社の目に留まり、大学を休学して音楽活動を本格的にスタートさせた。


■トップアーティストたちも注目する期待の売れっ子

そんなコナンは、以前から「セクシャリティやジェンダーといった“ラベル”を貼られたくない! 」と主張している。彼の書く楽曲の中では「He」(彼)や「She」(彼女)といった、相手を性別で区別するような言葉を使わず、「They」という言葉を使っている。他のアーティストでは、イギリスのグラミー賞シンガーのサム・スミスも、「They」を使うことを表明している。「They」は、性自認が男性にも女性にも分類されない、ノンバイナリーの人たちを表す代名詞だ。

ありのままの等身大の自分を綴った歌詞や、SNSでの歯に衣着せぬ奔放な発言。さらに、80年代のアメリカン・スクール風なカルチャーファッション、それこそちょっとダサカワファッションに身を包んだビジュアルが、彼と同世代の“Z世代”を中心に共感を集め、なんとデビューアルバムリリース前にも関わらず、3つの北米ツアーとヨーロッパツアーは全公演完売! 加えて、今年のコーチェラフェスへの初参加も決定している。

また、一般リスナーだけでなく、同じ音楽業界にも彼のファンは多く、The 1975のフロントマンのマシュー・ヒーリーや、ビリー・アイリッシュ、トロイ・シヴァン、パニック・アット・ザ・ディスコのブレンドン・ユーリー、BTSのVなど、まさに今の音楽シーンのトップアーティストたちが、コナンのファンを公言しており、期待の新人アーティストといえる。


今回、J-WAVE SONAR TRAXになっている『Maniac』は、「まわりには自分の悪口を言いふらしているのに、裏では未練がましい行動を取る“サイコ”な元恋人に捧げた曲」だとか。

コナン・グレイのデビューアルバム『Kid Krow』は3月20日(金)リリース。今後もますます目が離せない!

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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/

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