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「昼寝30分」で集中力がアップ! NASAのパイロットを対象にした研究で判明

「昼寝30分」で集中力がアップ! NASAのパイロットを対象にした研究で判明

J-WAVEで放送中の番組『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「SUNSTAR PLEASURE PICK UP!」。4月20日(月)のオンエアでは、さまざまな病気の解説や、医療問題に取り組む医師・森田 豊さんが、「睡眠と集中力の関係」にまつわるクイズを出題した。


■昼寝をしたとき、集中力はどれぐらい向上する?

毎週月曜日は「ヘルス&ビューティー」にフォーカス。実践できる「健康」と「美」へのヒントをクイズ形式で紹介する。今回の放送では、森田さんが「睡眠と集中力の関係」についての問題を出題した。

森田:NASAのパイロットを対象にした研究から、クイズを出します。フライト中に26分間の昼寝をしたとき、パイロットの集中力はどれぐらいアップしたでしょうか?

1:14パーセント
2:34パーセント
3:54パーセント

別所:問題にするぐらいだから、高い効果が出たんじゃないかな。3番だと思います。ちなみにパイロットは、昼寝の間は副操縦士に交代しているとのことです。


■昼寝にはさまざまなメリットがある

「睡眠と集中力の関係」クイズの答えは、3番の「54パーセント」だった。

森田:いかに昼寝が大切かわかりますよね。また、ペンシルベニア大学の研究チームが、NASAと共に研究をおこないました。結果、短時間の昼寝をすると機嫌をよく保てますし、ストレスの影響を減少させることがわかったんですね。さらに、心臓病のリスクを低下させる効果もあることが判明しました。こちらの研究は、ギリシャでおこなわれました。昼寝をまったくしない人に比べて、週に3回以上30分の昼寝をした人は、心臓疾患による死亡率が37パーセントも低下したことがわかったんです。適度な昼寝は、病気の予防にもとてもいい効果をもたらすようです。ぜひ、参考にしてみてください。


■「寝言に返事をしちゃいけない」は本当?

森田さんは睡眠にまつわる豆知識を披露。「寝言に返事をしてはいけない」という迷信は、実は科学的な根拠に基づいているのだそう。

森田:寝言に返事をしてはいけないと言われていますが、それは本当です。睡眠のリズムと関係があります。寝ているときは、浅い眠りのレム睡眠と深い眠りのノンレム睡眠を繰り返しているんですね。そして、寝言を言うときは浅い眠りのレム睡眠のときでして、脳の一部が起きている状態なんです。夢を見ているときも、レム睡眠ですね。脳の一部が起きている状態で返事をしてしまうと、その人の脳に刺激を与えてしまうことになりますから、十分に脳が休めなくなってしまうんです。なので、寝言を言っていても、そっと寝かせてあげてくださいね。

『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』のワンコーナー「SUNSTAR PLEASURE PICK UP!」では、日々の生活をポジティブにする「健康」と「美」のトピックスを様々な視点で紹介している。放送は月曜~木曜の6時30分頃から。お楽しみに!

【この記事の放送回をradikoで聴く】(2020年4月27日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/tmr

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