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韓国系アメリカ人シンガー/DJ・Yaeji、2年という歳月をかけて制作された最新ミックステープ『WHAT WE DREW』

韓国系アメリカ人シンガー/DJ・Yaeji、2年という歳月をかけて制作された最新ミックステープ『WHAT WE DREW』

【J-WAVE『SONAR MUSIC』から最新音楽情報をお届け】

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)のワンコーナー「SONAR TRAX」。J-WAVE がプッシュしている楽曲の中から毎日1曲をピックアップして掘り下げ、今聴くべきアーティスト、ネクストブレイクアーティストを紹介。4月27日(月)のオンエアでは、Yaejiの『WAKING UP DOWN』をピックアップ!


■音楽活動のきっかけは、大学のラジオ局に参加したこと

韓国系アメリカ人女性DJ/シンガー・Yaeji(イエジ)。昨年のフジロックにも出演していたので、彼女のステージを見たという方もいるかもしれない。そんな彼女のプロフィールを紐解いていきたい。

1993年生まれ、韓国人の両親のもとアメリカ・NYのクイーンズ地区で生まれ育ったYaeji。現在では、DJ、シンガー、プロデューサー、宅録DIYアーティストなどとして紹介されることも多い彼女だが、元々は絵画やコンセプチュアルアートを学んでいたそう。

そんな彼女が本格的に音楽をスタートしたのは大学生の頃。大学のラジオ局に参加したことをきっかけに、周りの友人たちが聞いていたアンダーグラウンドミュージックに興味を持ち、自然とDJと楽曲制作をスタートさせたという。ちなみに、大学の地下にはピッツバーグの住民が聴けるラジオ局があったんだそう。

その後、ロングアイランド、アトランタ、日本、韓国など、様々な場所へ移り住みながら、故郷であるNYに戻り、NYを拠点に音楽活動を進めていく。


■テーマは、“友人、家族、感謝と支え”

そして、2016年にシングル『New York 93』でデビューし、その後、2017年にリリースした『EP2』が世界的に評価を浴び、ブレイクを果たす。2018年には、BBCのサウンドオブ2018にも選出され、コーチェラへも出演。そして前述したように、昨年は日本でもフジロックへ出演している。

そんな彼女が4月にリリースしたのが、今回のSONAR TRAX『WAKING UP DOWN』も収録されたミックステープ『WHAT WE DREW』。「私たちが描いてきたもの」という意味を持つこの作品は、英語、そして韓国語でタイトルが付けられている。“友人、家族、感謝と支え”をテーマに、ブルックリンにある自身のデザイン/レコーディングスタジオで、2年という歳月をかけて制作されたそう。

【Yaeji『WAKING UP DOWN』をradikoで聴く】

MVにも彼女の友人や、家族などが参加していたり、自身が手がけたイラストのアニメーションを使用していたりと、まさにタイトルそのものが色濃く出ている。DIY要素とエレクトロ、そして韓国語と英語の歌詞を自在に行き来し、そのバランス感が絶妙で、“Yaejiならでは!”と感じさせてくれる作品だ。


【この記事の放送回をradikoで聴く】
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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-23時55分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/

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