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ストレスの表れ方は「身体・精神・行動」の3種! タイプ別の発散法は

画像素材:PIXTA 

ストレスの表れ方は「身体・精神・行動」の3種! タイプ別の発散法は

ストレスが溜まったとき、体や心からどんなサインが出るかは人それぞれ。「もう無理!」と気持ちが爆発してしまう前に、適切にケアしよう。さまざまな企業でメンタル・ヘルスケア講習をする株式会社プレイバック・シアター研究所のトレーナーである高橋和美さんに、タイプ別のストレス発散方法を聞いた。

高橋さんは、J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』のワンコーナー「SAWAI SEIYAKU SOUND CLINIC」(ナビゲーター:サッシャ・増井なぎさ)にて、6月の月曜日に登場。今回紹介するのは、6月22日(月)のオンエア。


■3つのタイプに合わせたストレス発散法

前回の放送では、ストレスが許容範囲を超えると、行動面(飲酒や喫煙量の増加、暴言を吐くなど)、身体面(疲れやすくなる、手の平や脇に汗をかく、耳鳴りなど)、精神面(不安に感じる、自己肯定感の低下、目覚めがスッキリしない)の3つの場所にサインが表れることを伺った。

【あなたもチェック】ストレスが溜まっているときの「3つのサイン」とは? 自分の限界を知ろう

今回はサイン別のストレス発散法を紹介しよう。

・行動面のストレスサインが出る人

高橋:行動面のストレスサインが出る方は、アクティブな方法でストレスを発散することがオススメです。ジョギングなどの運動もいいですし、外に向けてエネルギーを出すとストレス発散できるタイプなので、カラオケやキャンプもいいでしょう。仲間同士で何気ない会話で盛り上がるのもストレス発散に繋がりますよ。

・身体面のストレスサインが出る人

高橋:身体面でストレスサインが出る方は、身体をケアしましょう。休息だったり睡眠だったり、お風呂にゆっくりつかったりしてください。それからマッサージやストレッチをすることも効果的ですよ。

・精神面のストレスサインが出る人

高橋:精神面でストレスサインが出る方は、心に症状が出やすいので、まずは心をゆったりさせることが大切です。自分自身がリラックスできる場所や空間に、身を置いてください。自分のお気に入りの場所で歌を聴いたり、アロマテラピーや映画鑑賞をすると、ストレス発散になります。あとは、日記を書くこともオススメですよ。


■「パーッと遊ぶ」が誰にでも有効なわけじゃない…間違った発散法は逆効果

ストレス発散法は方法を誤ると、かえって逆効果になるケースもあるという。注意点は……。

高橋:たとえば、行動面でストレスサインの出る上司が、精神面のストレスサインの出る部下を持っていたとしましょう。部下の元気がないと気付いた上司が、行動面のストレス発散法であるカラオケだったりキャンプに誘ってしまうと、部下はさらにストレスを溜めてしまうんですね。サインに合った発散方法で、関わりを持ってあげるということがポイントです。
サッシャ:「僕はこれでストレス発散できたから」で無理強いをしてはいけないということですね。
増井:どんな形でストレスサインが出ているのか、きちんと見た上でストレス発散法を教えてあげることが大切ですね。

ストレスを感じたら無理をせず、自分を労ろう。また、ストレスを抱える身近な人に手助けしたい場合は、まずは様子を見て、押し付けないことが大事だ。

J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「SAWAI SEIYAKU SOUND CLINIC」では、オンタイムのパフォーマンスアップにつながるヒントを処方する。放送は月曜~木曜の10時54分頃から。

【この記事の放送回をradikoで聴く】(2020年6月29日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:『STEP ONE』
放送日時:月・火・水・木曜 9時-12時30分
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/stepone

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