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BAND-MAID、メイド服でハードロック! 知られざる裏側を小鳩ミクが明かす「柔道部なみの汗を…」

BAND-MAID、メイド服でハードロック! 知られざる裏側を小鳩ミクが明かす「柔道部なみの汗を…」

J-WAVEで放送中の番組『GROOVE LINE』(ナビゲーター:ピストン西沢)。6月24日(水)のオンエアでは、BAND-MAIDのギターボーカル、小鳩ミクが出演してトークを展開。個性豊かな自身の活動について語った。


■早く人前で「お給仕」がしたい!

BAND-MAIDは「世界征服ドミネーション」を目標に活動している、ツインボーカル・ツインギターの女性5人組のロックバンド。ライブのことを「お給仕」、ファンを「ご主人様」「お嬢様」と、独自の呼び方をしていることも特徴の1つ。小鳩自身も語尾に「ぽ」をつけて話すトークが特徴的だ。

西沢:BAND-MAIDは調子どうですか?
小鳩:コロナでなかなか活動が厳しかったりもするんですけどっぽ、配信のお給仕とかもやらせてもらったりとか、できる限りで(やっています)。
西沢:でも、せっかくこんな格好もしているし、デカイ音を出すバンドだから基本は人前で演奏をしたいタイプでしょ?
小鳩:人前でやりたいですっぽねえ(笑)。早くお給仕がしたくてたまらないですっぽ。
西沢:前回も来ていただいたんですけれども、今度はお給仕Blu-rayアンドDVD『WORLD DOMINATION TOUR 【進化】at LINE CUBE SHIBUYA』が発売していると。
小鳩:発売しましたっぽ。
西沢:これはツアー最終公演の様子が収録されている?
小鳩:そうですっぽね。今年の2月14日におこなわれた、ツアーファイナルの映像を収録していますっぽ。
西沢:その衣装はライブ暑いよね?
小鳩:暑いですっぽね。でも一応生地とかも激しいお給仕に耐えられるように、通気性とかも気にはしてもらってるんですけれどもっぽ。
西沢:根本的には暑いわな。
小鳩:根本的には暑いですっぽね(笑)。メイド服という時点ですでに暑いものなので。
西沢:冬っぽいもんね。
小鳩:そうですっぽね。さらにちょっと、今回の「WORLD DOMINATION TOUR 【進化】」から、衣装のメイド服が新しくなりまして。小鳩はちょっと強くなったんですけどっぽ、豪華になったのでさらに小鳩的には暑さが増しましたっぽ。
西沢:もう肩のあたりが江戸時代の大名みたいな。
小鳩:(笑)。ちょっと広く見せていこうと。
西沢:「殿中でござる」的なね。
小鳩:残念なことに「ござる」ではなく「ぽ」なんですけども(笑)。


■小鳩のメイドは筋金入り!

西沢がメイドのコスチュームを身にまといながら、音楽活動をするのは体力的にも大変なのでは? と問いかけると、小鳩は「筋金入りのメイド」なので問題はないと応じた。

小鳩:小鳩はもうメイド歴がすごく長いので。
西沢:メイドとして生きているんだ。
小鳩:そうですっぽね。
西沢:そういうファッション的なものは普段から取り入れてるの?
小鳩:普段からけっこう好きで、自前でも持ってますっぽ。
西沢:秋葉原でバイトとかしたこともあるの?
小鳩:してましたっぽ。地元が熊本なんですけど、熊本にいるときからメイドさんをバイトでやってましたっぽ。
西沢:あんた、筋金入りの本物だったんだね。
小鳩:もう、長年メイドをやらせていただいてますっぽ。
西沢:じゃあこういうものが大好きなんだ。
小鳩:そうですっぽね。もともとメイドさんという存在が大好きで、大切な日本文化の1つだと小鳩は思ってるので、もっと自分がバンド、音楽を通してメイドのよさを伝えていきたいなと。
西沢:外国の人にそれは伝わるもの?
小鳩:伝わりますっぽ。「メイド」と言うだけで、全然日本語として伝わりますっぽ。「萌え萌え」って言ったら「萌え萌え」ってすぐに返ってきますっぽ。
西沢:正直さ、メイドをやっていたほうが収入いいんじゃね?
小鳩:(笑)。収入は大事じゃないっぽ! 音楽を……。
西沢:でも暗に認めたな! 現場に出たほうが本当は儲かるんだけど、アーティストなんですよ! というところですよね。
小鳩:ぽー……。
西沢:ぽー、なるほど(笑)。


■休みなし! かなりハードな「お給仕」

西沢が『WORLD DOMINATION TOUR 【進化】at LINE CUBE SHIBUYA』の映像のなかで、お給仕中に徐々にメイクが落ちていくのをファンにチェックされたりしないのか? と、少しイジワルな質問を投げかける場面もあった。しかし小鳩によればハードなお給仕のため、それどころではないのだとか。

小鳩:基本的にお給仕も終わるころには化粧がほとんど取れているので、毎回そうなんですっぽ(笑)。
西沢:わりとそういうところはぶっちゃけなんだ。メイドさんだと途中で「お化粧直してきます」とか言いそうじゃないですか。
小鳩:BAND-MAIDにはそんな余裕はないですっぽね。
西沢:(笑)。
小鳩:もうぶっ続けで曲をやっていたりとか、MCも小鳩はずっとしゃべっているので、少なくとも小鳩に休憩時間はないっぽ。
西沢:それでその衣装でしょ? それはかなり過酷な。
小鳩:そうですっぽね。なのでけっこう、直前までみんなご飯を食べていたり、終わったあとも食欲がすごいですっぽね。
西沢:こんなことを聞いていいかわからないですけど、シャ乱Qにも昔聞いたことがあって、「その衣装って代えがあるんですか?」って。
小鳩:ないですっぽ(笑)。
西沢:2日連続のときはどうするんですか?
小鳩:手洗いでマネージャーさんが洗ってくれるか、自分たちで(除菌スプレーを)シュッシュって。
西沢:それでホテルの……。
小鳩:そうですっぽ。換気をしながら匂いをなるべく飛ばして、次の日も着ますっぽ。
西沢:匂いが“部活”になるときはあるんですか?
小鳩:続くと、やっぱり部活にはなりますっぽ(笑)。
西沢:(笑)。柔道部的な?
小鳩:そこまではないかもしれないですっぽね。みんな匂いは気にしてしょっちゅうシュッシュはしているので。
西沢:でも、音楽的には柔道部ですからね。
小鳩:そうですっぽね(笑)。やっていることは柔道部なみの汗をかきますっぽ。
西沢:ものすごい礼儀と正確さと真面目さが要求される、ハードロックって実は真面目さを追求されるんですよね。
小鳩:やっぱりテクニックとかも、ハードロックなので勢いでいける部分もあるんですけど、勢いだけではいけない部分が私たちのBAND-MAIDの曲は多いので。
西沢:だってジャカジャカ弾いてたらうるさくてしょうがない。
小鳩:ただただ騒音のぶつかり合いになってしまうので(笑)。
西沢:そうそう! それはすごい練習と綿密な計算をしての結果なので、そういうところもぜひ。こういう格好をしてメイドという文化と合わせておりますけども、音楽だけをとったら単純に、ひとつのハードロックとして完成されているということをはっきりと言っておきます。
小鳩:ありがとうございますっぽ。

BAND-MAIDの最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。

『GROOVE LINE』ではピストンが楽曲を紹介しながらゲストとの軽快なトークをお届け。放送は毎週月曜から木曜の16時30分から。

【この記事の放送回をradikoで聴く】(2020年7月1日28時59分まで)
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:『GROOVE LINE』
放送日時:月・火・水・木曜 16時30分-19時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/grooveline/

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