新型コロナで睡眠時間が増加!「スリープテック」市場が過熱、ポケモンも参入するビジネスの今

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ビジネスからライフスタイルまで、さまざまなアプローチから世界の“今”を紐解く「KONICA MINOLTA GLOBAL SCALE」。『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナーだ。6月24日(月)のオンエアでは、市場規模が拡大の一途をたどる「スリープテック」に注目した。

CNNが報じた「世界の睡眠時間」にまつわるニュースによると、新型コロナウイルスの感染拡大により、欧米諸国の国民の睡眠時間が長くなったという。アメリカの研究では、大学生の睡眠時間が平均15分から30分間長くなり、望ましい睡眠時間とされる7時間を達成できた学生は、84パーセントから92パーセントにアップしたと発表された。しかし、睡眠時間は長くなったものの、眠りの満足度が低下したという結果も伝えられている。

この日のオンエアでは、今注目されている「スリープテック」について解説。株式会社ニューロスペースの代表・小林孝徳さんが、スリープテック市場や最先端の技術を紹介した。

小林:現在のスリープテック市場というのは、海外でも非常に注目をされている領域です。年に1度ラスベガスで開催されるCES(電子機器の見本市)でも、スリープテックコーナーに出店する企業がものすごく増えてきています。出店企業のテクノロジーやプロダクトも多種多様で、アプリだけの単純なものから、睡眠のセンシング機能(センサーによってさまざまな情報を計測する技術)が付いているマットレスやベッド、頭に付けるタイプの睡眠センシングのデバイスといったものまで登場しています。すごく市場が盛り上がっていると思います。また、これまで参入していなかった企業も睡眠市場に参加してきています。株式会社ポケモンでは、現在「ポケモンスリープ」というアプリを制作していて、人々に睡眠時間を確保させようという取り組みをしています。睡眠市場をより盛り上げていこうという取り組みが、かなり増えてきているなという印象です。

さまざまな業種・形態が乗り出しているスリープテック。睡眠の市場規模は世界で800億ドル(およそ9兆円)と言われており、国内でも今年は1兆2,359億円に達すると予測されている。このコロナ禍でも、睡眠は大きな注目ファクターだった。株式会社ニューロスペースでは、どんな技術や商品を開発しているのだろうか。

小林:コロナの影響で人々がどこに注目を向けるのかなと思っていたのですが、免疫力向上について興味を持つ方が多かったです。これまで5時間しか寝ていなかった方が、免疫力をあげるために7時間眠るといった変化が消費者側で出ています。弊社では、企業向けの睡眠改善に引き続き力を入れております。マットレスの下に敷くセンシングデバイスを従業員のご自宅で使っていただいて、そこから取れたデータに基づいて、アプリ経由で「昨晩の睡眠がどれぐらいよかったのか」の点数化をおこないます。これまでほとんどのスリープテックのサービスというのは、睡眠の可視化だけで終わっていました。そこに加えて、病気や不眠症になる前に、睡眠をよくするソリューション、すなわちどうすれば睡眠の質がよくなるかというアドバイスをアプリで提供しています。

オンエアでは他にも、誰でも簡単に睡眠の質を向上させるワンポイントを紹介。小林さんによると、一番簡単なのは「朝、太陽を浴びること」とのことだ。朝起きたら、まずは日の光を浴びてみてはいかがだろうか。

【番組情報】
番組名:『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/tmr/
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