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『鬼滅の刃』キャラのような強い心に! 必要な「レジリエンス」とは?

『鬼滅の刃』キャラのような強い心に! 必要な「レジリエンス」とは?

仕事に困難はつきものだ。目の前のハードルを超えなくては成長できないが、心がくじけてしまいそうになることも。強い自分を作るには、どうすればいいのだろうか。

その方法を、大ヒットマンガ『鬼滅の刃』から学ぶ一冊が、『「鬼滅の刃」流 強い自分のつくり方』(アスコム)だ。著者の井島由佳さんは、大東文化大学社会学部助教の心理・キャリアカウンセラー。ライフキャリアとマンガに関する研究をしている。

J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』のワンコーナー「SAWAI SEIYAKU SOUND CLINIC」(ナビゲーター:サッシャ・増井なぎさ)で、オンタイムの効率アップに繋がる行動・考え方を紹介している。7月の水曜日は一ヶ月間、井島さんが「レジリエンス」について語る。

7月1日(水)のオンエアでは、そもそもレジリエンスとはなんなのかを解説した。


■強くなるために必要な「レジリエンス」とは何か?

強い自分をつくるためには、レジリエンスを高めることが重要。レジリエンスとは、どういう意味を持つ言葉なのだろうか?

井島:レジリエンスというのは、弾力、復元力、回復力、強靭さといった言葉で訳されるのですが、近年は人の行動に対しても用いられるようになりました。それは、「困難な逆境に直面したとき、心が折れずに立ち向かえる能力」や「成長する能力」といった、しなやかな強さを意味する考え方です。レジリエンスが高いと、集中力やパフォーマンスが向上し、限られた資源を見出して利用することができます。また、リスクだったりうまくいかないことを発見して、問題解決力を高める効果もあります。ですので、根本的なところの効率を上げることができる力と言えますね。


■地道な努力が大きな成功へと繋がる

レジリエンスを高める1つ目の方法は、「地道な努力・積み重ねを大切にする」ことだ。

井島:効率を上げるとは、使った労力に対して得られた成果の割合が大きくなることを意味します。すると、できるだけ労力を抑えて大きな成果をひとっ飛びで上げる方法を考えたくなると思うのですが、実はそうではないんですね。本当に効率を上げたければ、自制する地道さと積み重ねが大切になります。レジリエンスを高めるためにも、根気強さ自制心が必要なんですね。

茶道や剣道といった“道”のつく世界には「守破離(しゅはり)」という考え方がある。道を極めていくには「守る時期」「破る時期」「離れる時期」があり、物事を実行するためには順序とある程度の時間が必要であることを示しているという。

井島:「守る時期」というのは、基礎や基本をしみ込ませ、コツを掴むことです。基本を飛ばしてしまっては、大きな成果を得ることはできません。基本があって、はじめて型を破ることができます。強い自分を作り、レジリエンスを高めるためには、自制し地道に積み重ねることがポイントの1つです。

一足飛びに成果を出そうと焦るのではなく、目の前のことをコツコツ終わらせることが大事。当たり前ようでいて、キャリアを重ねて仕事に追われると忘れがちな意識だ。

井島さんは7月8日(水)以降も登場する。オンエアとともに、著書『「鬼滅の刃」流 強い自分のつくり方』もあわせてチェックしてほしい。

J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「SAWAI SEIYAKU SOUND CLINIC」では、オンタイムのパフォーマンスアップにつながるヒントを処方する。放送は月曜~木曜の10時54分頃から。

【この記事の放送回をradikoで聴く】(2020年7月8日28時59分まで)
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【番組情報】
番組名:『STEP ONE』
放送日時:月・火・水・木曜 9時-12時30分
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/stepone

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